伊沢拓司がJリーグクイズ大会を提案!チェアマンに売り込む姿に影山優佳も感心「こういう人が売れるんだな」

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伊沢拓司がJリーグクイズ大会を提案!チェアマンに売り込む姿に影山優佳も感心「こういう人が売れるんだな」

ミュージシャンのGAKU-MC、クイズプレイヤーの伊沢拓司日向坂46影山優佳が、5月13日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:25~)にゲスト出演。MCの勝村政信やJリーグチェアマンの野々村芳和、リモートで参加したJクラブの関係者たちと共に、Jリーグの進化について語り合った。

“Jリーグ勝手に向上委員会”の3人が、Jリーグの進化プランを考える3週連続特別企画。第3弾となる今回は、GAKU-MCと伊沢が前々回の放送には収まらなかった「Jリーグの人気・集客力アップ」のアイデアを発表した。

前々回の放送で、スタジアムへのアクセスを良くしながら、集客も図るアイデアを披露したGAKU-MCは、さらに、サッカーのライト層をコア層にするプランを提言する。これは、スタジアムを訪れたライト層に対して、会見ルームなどで“勉強会”を開き、実況担当者や解説者、クラブのスタッフやコーチが今節の見どころや前節の反省点などを伝えていくというもの。GAKU-MCは「ちゃんと座学として説明していくのがいいんじゃないかと。決して難しい話ではなくて、そんなにお金もかけずにできる」と主張した。

ライト層がスタジアムを訪れる動機づけにもなり、試合の見どころも詳しく知ることができるというアイデアだったが、アスルクラロ沼津の担当者からは「解説の方がいない場合に、どのような方に話してもらったらいいのか、というのをお伺いしたい」という質問も。普段からチームの練習を見ることのできるポジションの人がベストだというGAKU-MCの意見を踏まえ、伊沢はクラブの広報担当者に解説してもらってはどうかと提案した。

その伊沢は、前々回の放送で小中学生をスタジアムに招待し、Jリーグを題材とした自由研究をしてもらうというプランを発案。一方、今回は最先端テクノロジーを活用した「DAO×地域メディア」というプランを披露した。

DAO(ダオ)とは、クラブの上層部が意思決定を行うトップダウン型ではなく、ネットを介することで年齢や国籍を問わず、誰もが参加できるフラットなクラブ運営の形のこと。ファンは仮想通貨のトークンを購入することでクラブ運営に参加することが可能になる。実際にプロスポーツチームとして初めてDAOを導入したアビスパ福岡では、トークンを購入したファンがイベント企画の提案や、グッズのデザイン決定などのプロジェクトに参加しているという。

このDAOをサッカー界以外にも周知する仕組みとして、伊沢は地域メディアとの連携を提案。地方のアナウンサーやタレントなどの人気インフルエンサーがトークンを購入し、当事者意識を持ってクラブ運営に参加してもらうことで、地域密着を実現しながら、クラブの広報戦略にもなると力説した。

影山から年会費制のコミュニティとの違いを聞かれた伊沢は、最大の違いはトークンの存在だと説明。トークンは価値が上下するものだけに、「価値を上げるためにチームに貢献しようという気持ちが生まれるわけですね。善意で成り立っているコミュニティとはそこが違う。より自分の利益に関わってくるから、自分事化しやすい」と、DAOの特徴を解説した。

続いてのテーマは、「Jリーグ×FOOT×BRAINコラボ企画」。野々村が首を縦に振れば、番組内で企画を立ち上げて、実際に動いていく。実現する可能性が高いだけに、3人からはより具体的な企画が飛び出した。

トップバッターのGAKU-MCは、MCの勝村が様々なスタジアムを訪れるという「出張FOOT×BRAIN」という企画を進言。「試合前にそのチームがどうやったら盛り上がるかをサポーターの方と議論する。YouTubeで番組をやってもいいんじゃないかな」というGAKU-MCに対し、負担の増える勝村は「僕が還暦だって知ってました?」と笑わせた。

また、子どもの頃からサッカーとクイズに親しんできた伊沢は「非常にシンプルな企画です。僕がやるならこれでしょ」と、「Jリーグクイズ大会」を提案。この企画は、各スタジアムで予選を行い、トップだった参加者を集めて、スタジオで各クラブの代表者によるクイズ対抗戦を行うというもの。伊沢は「他のチームについて知ることもできるし、自分たちのチームへの愛も広がるというシンプルにして偉大な企画」と自画自賛。さらに、野々村に対しては、クイズ問題の制作を申し出ていた。

そして、今や選手からも一目置かれるアイドル界随一のサッカー通である影山が考えたのは、「FOOT×BRAINバルーンコート」という企画。空気でふくらませるバルーンのサッカーコートを全国のショッピングモールや河川敷、公園などに設置して、多くの人にサッカーやフットサルを体験してもらうというもので、影山は「これをただただサッカークラブの方が行ってやるだけではなくて、『FOOT×BRAIN』さんの力を借りて、勝村さんが来てくれました! みたいな」と、協力を要請。続けざまのオファーに、勝村は「還暦だって言っているじゃないですか!」と声を荒げて、再び笑いを誘っていた。

影山は「でも本当に『FOOT×BRAIN』さんの力を借りて全国各地を回ることができたら、Jリーグクラブ盛り上がると思いますし、じゃあスタジアム行ってみようか、というきっかけもできると思う」と指摘。野々村は実現する可能性は高いと判断しながらも、「勝村さん次第ですよ」と詰め寄っていた。

様々なプランが生まれた今回の3週連続特別企画。野々村は「大変参考になりました。本当ありがとうございます。もう考えてくれているっていうだけでうれしかったです」と感謝し、「またお願いします。クラブと一緒に考えましょう」と呼びかける。これに反応した伊沢は「今日、名刺持ってきたので後で交換させてください」とアピール。影山は「やっぱりこういう人が売れるんだな」と感心していた。

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