ナイツ&ダイアンが真剣トーク「東西40代カリスマ芸人SP」

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海原やすよ ともこ海原やすよ海原ともこ)の冠MC番組『やすとものいたって真剣です』(ABC、毎週木曜23:17〜※関西ローカル)が7月28日に放送。この日は、ナイツ塙宣之土屋伸之)、ダイアンユースケ津田篤宏)が出演。「東西40代カリスマ芸人SP」と題し、芸歴20年を過ぎ、芸人人生の折り返し地点に立つナイツとダイアンが真剣トークを繰り広げる。

芸歴20年を超え、芸人人生の折り返し地点に立つナイツとダイアン。大学の落研で先輩・後輩として出会い、2001年にコンビを結成したナイツは、“言い間違え漫才”で一世を風靡し、『M-1グランプリ』では3年連続決勝に進出。誰もが認める実力派漫才師だ。片や、2000年にコンビを結成した同級生のダイアンは、2年連続で『M-1』決勝に進出する実力派でありながら、体を張ったロケも大人気。「上方漫才大賞」を受賞した2018年に東京進出し、今では多くの番組で活躍する若手憧れの存在だ。

20代でこの世界に入ったナイツとダイアン。20年後の現在、彼らは思い描いていた地点に立っているのか?「元々はワーキャー言われたいと思ってはじめた。オリエンタルラジオを目指していた」というナイツ。しかし、「事務所の社長にそういう路線じゃないと見抜かれて、漫才協会に入れさせられた」という。不本意だったことから中途半端になってしまい、「本当は25、26でゴールデンの番組にと思っていたのに、気づいたら内海桂子の三味線をバラしていた」と、当時を振り返る。そんな彼らが「“浅草のナイツ”になろう」と決意し、現在のポジションに辿り着いた心境とは?

一方、「若手の頃はベテランぽいなと言われて、やりにくかった。そこを卒業してからのほうが調子良い」というダイアン。漫才以外の番組にも出演するなど現状に納得はしているものの、「理想はゴールデン」と本音も。なかなかたどり着けないもどかしさに津田は、「同じ奴ばっかり使ってる」と、TV局に物申す!? そんな2人は42歳という「異例の遅さ」で東京進出。「すごい決断やったよね~」と感心するやすよにユースケは……?

40代に入り、中堅芸人となったナイツとダイアン。ともに「老いを感じることが多くなった」という。津田が「人の名前が出てこない」と口火を切ると、早くもスタジオ中が賛同の嵐に。一方、塙は「師匠が何度も同じことを話していたけれど、自分もそうなってきた」と告白。さらに、「You Tubeのテンポの速さについていけない」など、一同が“老い”のトークで盛り上がる。

事務所の後輩芸人たちから届いた彼らの“老い”にまつわるタレコミ情報も紹介。狩野英孝は塙について「機械の使い方が分からない」と、塙の原始的なゲーム配信法を明かす。三四郎相田周二は土屋について「話題が健康ばかり」と土屋の健康法を紹介。一方、津田に対するインディアンス田渕章裕のタレコミは「ギャグがワンパターン」。これには「ただの悪口やないか!」と津田もキレる。

また、互いの記憶を突き合わせる「ピッタンコゲーム」を実施。「過去イチ“喧嘩した”のはいつ? どんな喧嘩?」や「過去イチ“スベッた”のはいつ? どんな時?」など、2組が過去のエピソードを明かしながら、互いの記憶を確認し合う。なかでも、「スベッた記憶」は2組とも互いの心にしっかりと刻まれていて……。

これからの20年を見据えた「相方中間査定」では、互いに現時点での点数を発表。採点理由を聞き、コンビ間の問題を浮き彫りにする。

前回は、お〜い!久馬ザ・プラン9)、岩崎う大かもめんたる)、野村尚平令和喜多みな実)が出演。“演劇に魅了された劇作家芸人”たちがトークを繰り広げた。

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