千鳥MCの運搬密着バラエティ『運搬千鳥』3年連続の放送決定

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千鳥ノブ大悟)がMCを務め、「運搬」を題材にしたバラエティ番組『運搬千鳥 それ、どうやって運ぶんじゃ?』(東海テレビ・フジテレビ系)が、4月17日(日)16時5分から放送される。

どんなにネットが発達しても、モノを運ぶには人間の技術と力が必要となる。言われてみると、世の中にはどうやって運んでいるのかわからないモノばかり。そんな様々な運搬の一部始終に完全密着。モノは、どこから運ばれて来るのか? 誰が運んでくるのか? どんな苦労が隠されてくるのか? など、モノの運ばれ方を知る“運搬密着バラエティ”。

年1回春に放送されてきたが、好評につき3年連続での放送が決定。大悟が「みんな『運搬千鳥』をどう思っているか知らんけど、千鳥からしたら『運搬千鳥』は、春の大一番。ワシは軸と考えているよ」と、オープニングから大悟が新ジャンルのバラエティ番組に思いを寄せると、ノブも「聞いたことない、1時間15分番組」と編成をイジるなど2人はこの番組に愛着を感じている様子。そして、千鳥と共に運搬VTRを見るゲストは若槻千夏鷲見玲奈。特に3年連続ゲストの若槻は、「何か運搬のことって、考えていますか?」というノブの質問に、「この番組きっかけで運んでいることを考えるようになりました。アートミユージアムの大きな展示物ってどうやって運んだんだろう?」と答え、「これ見るとそうなりますよね。運搬トークうまいな!」と千鳥を感心させる一幕も。

収録の様子
収録の様子

第3弾の今回は、「競走馬の運搬」「北海道産牛乳の運搬」「ミツバチの運搬」「パウンドケーキの運搬」を、川村エミコたんぽぽ)、尾形貴弘パンサー)ら、“運搬芸人”たちが一部始終を体当たりで密着する。先日73年の歴史に幕を閉じた、旧名古屋競馬場まで競走馬を運搬する「競走馬の運搬」には、これまでも「水族館のイワシ」「温泉の運搬」など数々の運搬を見守ってきた運搬芸人のエース・川村が早朝3時からロケに参戦。旧名古屋競馬場の最終レースに発走する競走馬、ラッセル・リーを馬運車で運搬する過酷さや繊細さをVTRで紹介すると共に、この日が最後の運搬となった、運搬歴34年の運転手にもフィーチャーしていく。

そして、「パウンドケーキの運搬」は、白いコック帽とパティシエ服で、30年以上も自転車でパウンドケーキの移動販売を続ける熊本では有名な「ア・ラモート」の店主に密着。尾形も店主と共に、35km6時間の道のりを自転車で漕ぎ続け、移動販売に同行するという過酷なロケに挑戦する。

<千鳥 コメント>
――今年も『運搬千鳥』が放送されます。収録では大悟さんがこの番組を、「千鳥の春の大一番」とおっしゃっていました。

ノブ:大悟がそう言ってますので、僕らの春の大一番です(笑)。

大悟:この番組を収録すると、「春が来たな」という感じがします。若槻さんもおっしゃっていましたけど、やっぱりいいんですよね。都会から少し離れたこのスタジオに来て、窓から普通に小学生が手を振ってくれるのを振り返しながら仕事をするのが、僕らの一連の風物詩になりました。

――運搬密着バラエティというのは、とてもめずらしい題材だと思います。

ノブ:なかなかないですよね。でも、そろそろ目を付けられると思うので、東京のテレビ局にマネされないように特許を取るなど対策をしておいたほうがいい。運搬番組なら千鳥、そして東海テレビのモノですよという風に、なにかしておいた方がいいと思います。

大悟:なかなか運搬だけをメインにした番組は見たことがないんですけど、勉強にもなりますし、知らないことも多いので今後も楽しみです。

――今回の運搬シーンで、印象に残っているものは?

ノブ:僕は競馬が大好きなので、競走馬の運搬です。どのように運んでいるのかというのが本当に謎でした。予想する側からしても、強い馬でも輸送があったりすると急に弱くなったりするので、結構重要なポイントなんです。でも今回のVTRを見たらそういうところに理由があったのかとか、移動中のストレスで弱くなるんだなど、本当に勉強になりました。もっと奥深く競馬を見られるようになると思います。

大悟:僕は、「パウンドケーキの運搬」です。お父さんが自転車でケーキを運ぶという、あれは今までの番組の運搬とはまたちょっと違うかも知れないんですけど、なぜ車ではなく今も自転車で移動販売を続けているのかなど、しんどい思いをしている理由がわかったりして。お父さん、かっこよかったですね。

ノブ:今まで芸人ロケの過酷さ、密着のしんどさみたいなところばかりイジっていましたけど、今回でヒューマンの部分、人の温かさとかがでてきました。まだまだこの番組、伸びると思います(笑)。

――運搬芸人のエース、たんぽぽ・川村さん、パンサー・尾形さんに加え、今回は、オダウエダさん、とにかく明るい安村さんなどの若手芸人も果敢に参戦していますね。

ノブ:川村ちゃんに関してはすべての運搬に同行していますから、本当にすごいと思いますし、CCDカメラをずっと回されていても怒らない。逆に毎回、運搬の皆さんにお守りを作ってくるという、この番組には欠かせない存在でありがたいです。

大悟:尾形はウソのないしんどそうな顔、嫌そうな顔をすることで、実際にどれだけ辛いのか視聴者の皆さんにもわかってもらえると思います。でも、尾形は1日のロケでしたが、店主はあれを毎日しているんです。そういう人がいかにすごいかということがわかりやすいですよね、尾形がくっついて行くと。

ノブ:でも、そろそろ若手芸人たちが騒ぎ出すとは思うんです、「『運搬千鳥』だけは気を付けろ!」と。だいたいそうなんですよ、どんな番組でも「あのロケ辛いぞ」という番組は、噂が芸人内で広まるんですよね。もしかしたら来年は海外に行けるようになっているかもしれないですよね、運搬ロケで。そうしたら誰かに2、3週間行ってもらうかもしれないです。

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