小芝風花主演『妖怪シェアハウス』第2シリーズに「やっぱりおもしろい」の声

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小芝風花主演『妖怪シェアハウス』第2シリーズに「やっぱりおもしろい」の声

小芝風花が主演を務める『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)第1話が4月9日に放送。SNS上では、「おかえり」「懐かしい」「やっぱりおもしろい」といった前作からのファンの声が相次いだ(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、小芝演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪(めぐろ・みお)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、やがて澪が直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた異色のホラーコメディ。

前作の最終話では、澪(小芝)が妖怪たちと暮らすうちに強くなり、角も生え、小説を書きたいという夢も見つけて「自分らしく生きる!」と“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった姿が描かれた。今作では、その後、どん底生活に陥った澪の様子が描かれ、バイトを掛け持ちするも、お金もなければ食べることもままならず、偶然出くわした“お岩さん”四谷伊和(松本まりか)ら妖怪たちにも気づかないでいた。

挙句、住まいも強制退去となってしまい家を失った澪が雨に濡れていたところを、ある男性が黄緑色の合羽を着せてくれ、「風邪ひくなよ」と立ち去る。もはやボロボロでまるで餓鬼のような状態の澪は、時給2000円の水泳教室のアルバイト募集のチラシを見つけ、その足で水泳教室へ。なんと講師で社長の川辺雄介(小久保寿人)は、先日、合羽を貸してくれた男性で、澪はお礼を伝える。

川辺は採用を決め、お腹を空かせている澪に“きゅうりドック”をごちそうする。優しい川辺の対応にキュンとする澪だったが、教室に通うレディース軍団もみんな川辺に夢中なことを知る。初日のバイトを終えると、澪に家がないと知った川辺は、オフィスに寝泊まりしてもいいと許諾。「どういうわけか、放っておけない気がする」と甘い言葉で澪を再びキュンとさせる。

後日、水泳教室では、川辺がレディース軍団に高額の健康ドリンクとサプリを販売しており、高額商品にもかかわらず飛ぶように売れていることに、澪は違和感を覚える。そんな中、澪は川辺がレディース軍団のひとり、百合子(宮本真希)に迫るのを目撃する。川辺は百合子のお尻から光る物体を取り出すと、次の瞬間それを飲み込んでいた。

その後、百合子から、川辺に「本気だ」と言われているという話を聞いた澪。澪も同様のことを言われていたことから、「本気になりそうだって、私だけじゃなくみなさんにも言ってるんですか?」と川辺を問い詰める。川辺は悪びれる様子もなくあっさり認め、人生をあきらめかけたおばさんたちを喜ばせ、かつての恋心を思い出させることで恋愛ホルモンを活性化させていると言い、「おばさんたちに夢を見させてあげて何が悪い?」と言い放つ。そして、「僕が本気なのは自分の可愛さに気づいていない君だけだ」と目から光を放ちながら澪に迫る。

澪はときめきよろめくが、窓に映った餓鬼の姿になった自分を見て正気を取り戻し、「辞めさせていただきます」と宣言。怒った川辺は、澪をプールサイドに引っ張り、「だったら貸している金を払ってもらおう」と、これまでの水泳講師見習い代と事務所の宿泊費、合計100万円を要求する。それを拒み「警察に相談します」と澪が訴えると、激怒した川辺は澪をプールに突き落とす。澪は泳いで逃げようとするが、川辺は黒い妖怪の姿に豹変。再び襲われかけたところで雷鳴がとどろき、澪の姿が消え……。

SNS上では、「おかえり」「やっぱりおもしろい」といった声のほか「きゅうりドック、美味しいの?」「お岩さん、可愛い」などのコメントが寄せられた。

次回、第2話は4月16日に放送。清掃のアルバイトで美容外科を訪れた澪が、院長姉妹から美容外科の仕事に誘われたことを機に、そこで巻き起こるストーリーが展開される。

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