毎週火曜深夜0時30分からは、ドラマチューズ!「夫を社会的に抹殺する5つの方法」を放送!
敏腕広告マンの夫・奥田大輔(野村周平)からDVやモラハラなどを受けてきた専業主婦の奥田茜(馬場ふみか)が、謎の手紙の指示に従い、大輔を社会的に制裁する中で、自他と対峙し、人生を見つめ直す姿を描く。
「テレ東プラス」では、毎週ドラマの印象的なシーンをピックアップ! 今回は、第三の復讐をプレイバックする。
◆
【姑の嫁いびり】
第二の復讐によって会社を追われた大輔は、父・奥田雅俊(渡辺いっけい)が経営する会社「奥田産業」の取締役に就任。茜は次期社長の妻として、義母・美千子(宮崎美子)から厳しい指導を受ける。
ある日、茜が大輔の就任祝いのお礼状を書いていると、美千子がずかずかとリビングに入って来る。
「やだ茜さん、ジーンズなんて履いて。奥田の人間なら普段からきちんとしてほしいの。誰に見られてるか分からないのよ」
茜を一瞥する美千子。さらに、茜が書いたお礼状を見て、「お礼状をボールペンで書いたの?」と眉をひそめる。
「筆で書くの。そんなの決まってるでしょう! 年賀状もお熨斗も、紙もの全て、嫁が毛筆で書く。それが常識よ。あなたの字一つで、恥をかくのは大輔なんですからね」
さらに、返礼品として洋菓子の詰め合わせを贈ると言うと、「冗談はやめてね」と鼻で笑う美千子。
「こんな安物返したら、格が下がるわよ。茜さんは何も知らないのね。いいのよ、何も教わらずに育ったんだから、仕方ないわよ」
茜は床を見つめたまま、何も言えなくなるのだった。
【孫を催促】
別の日、突然、雅俊と美千子がやって来た。大輔のお祝いで中華レストランに行くという。円卓に座り、雅俊へのお酌や、北京ダックの取り分けを茜に指示する美千子。雅俊と美千子は、「早く孫の顔が見たいもんだな」とプレッシャーを与える。
美千子に「ねえ、まだなの?」と急かされ、北京ダックを包んで差し出す茜。すると美千子は「私じゃないでしょ、お父さんが先でしょう」とため息をつく。
「こいつちょっと気が利かないんだよ。俺がいないと何もできないしな」
「まあまあ、できない子ほど可愛いって言うからなぁ」
雅俊は、舐めまわすようないやらしい視線を茜に送る。
【新たな味方】
茜は、大輔の姉で、奥田家を出ている和美(森カンナ)と会うことに。大輔が取締役に就任したと聞き、心配になったという。
「うちの両親、結構きついところがあるでしょ。父や母にいろいろ言われたりしてない?」
「大丈夫です」
茜の疲れきった顔を見て、「大丈夫じゃない人ほど、大丈夫って言うんだよなー」と和美。
「茜ちゃん、何でも話してくれていいからね。些細な事でも何でも、本当のお姉ちゃんだと思って」
和美の嘘のない目に、茜はそっと頷く。
和美は自身の幼なじみで、「奥田産業」の取締役をしている長澤光太郎(持田将史)を茜に紹介する。「僕は会社の人間ではありますが、気さくに、友人として話してもらえたら」と微笑む長澤。
「僕は茜さんの味方ですから」
長澤の優しい笑顔に、茜の表情も明るくなる。
【第三の復讐】
帰宅すると、差出人のない手紙とガラケーが届いていた。仮面の人物から、第三の復讐の指示だ。
「茜さん、大変お待たせしました。三つ目の復讐を始めましょう。奥田大輔の良好な友好関係を奪い去るのです。同封したガラケーの電源を入れ、中にある動画ファイルを再生してください」
言われた通りにすると、古い動画が再生される。中学生時代の大輔が、数人の友人とともに誰かをいじめている。
「ほんっとクズだな」
「ごめんなさい...」
「大輔、コイツどうする?」
「はーい、おしおきタ~イム!」
いじめられている子の頭に、ペットボトルの中身をぶちまける大輔。
「これ、ぜーんぶお前のためだから! お前が何にもできないクズだから、俺たちが教育してやってんの。感謝しろよ!」
ギャハハハと笑い声が響き、茜は「ひどい...」と顔をしかめる。
「匿名のアカウントをご用意しました」
封筒の中には、SNSのアカウントが書かれた紙が入っていた。
「この奥田大輔のイジメ動画を、世間に公開するのです。この男は今も昔も何も変わっていません。こうでもしないと、自分の最低な行いに気づかないのです」
葛藤する茜。しかし数日後、大輔から「お前が何にもできないから、教育してもらってんだろうが! 感謝しろよ、クズ」と罵倒され、復讐の決行を決意する。
(間違った事をした奴は、簡単に変わったりしない。早く社会から消し去らないと。そう、みんなのために...)
SNSに動画を公開すると、瞬く間に拡散されていく。
(あいつを社会的に抹殺するまで、私の復讐は終わらない...)
果たして、第三の復讐の行く末は...!
【第5話】
大輔(野村周平)の過去のいじめ動画をSNSで晒した茜(馬場ふみか)。イジメに悩んでいた多くの人から、告発を称賛され、感謝のDMがたくさん届く。さらに仮面の人物からも誉められ、茜は自分の行いを肯定される。ひたすら拡散されていく大輔の黒い過去。そんな中、かつての大輔の友人と名乗る人物から連絡が。その人はいじめ動画でいじめられていた泉川という人物で、茜は大輔から暴力を受けた同志に会いにいく。
TVerにて、「夫を社会的に抹殺する5つの方法 エピソード0」を独占配信中! テレビ東京がTVerでのアナザーストーリーの制作・配信は、本作が初めて。ドラマ本編では描ききれなかった、茜と大輔のこれまでの日々を丁寧に描いていく。
2人の生活はどこから間違ってしまったのか...。恐ろしいほど愛おしい2人の日々を、ドラマ本編と合わせて楽しもう!