引退セレモニー直前の長嶋茂雄が柴田勲に渡したグローブに驚きの鑑定額が!

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引退セレモニー直前の長嶋茂雄が柴田勲に渡したグローブに驚きの鑑定額が!
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2月7日放送の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜20:54~)では、スーパーヒーローにまつわるお宝が鑑定に。西郷隆盛が、藩の掟で別れた妻・愛加那に当てた貴重な手紙、昭和の子どもたちを熱狂させた月光仮面のブリキのおもちゃなどが持ち寄られた。

そのなかで、ゲスト依頼人として、元・プロ野球選手の柴田勲が登場。柴田は選手時代、読売ジャイアンツで日本初のスイッチヒッターとして活躍し、日本シリーズV9にも貢献。赤い手袋がトレードマークで、当時、素手でスイングしていたバッターが手袋をつける先駆けとなった。

そんな柴田のお宝は、あの長嶋茂雄が昭和47年から引退する49年まで使っていたグローブ。実は、長嶋は昭和48年で引退し、当時の監督・川上哲治の後を継いで監督になる予定だったという。柴田は「辞めるなら何か記念にもらいたい!」と思って、長嶋にグローブをお願いしたが、そのときは「うん、うん」と気のない返事だったそう。

しかし、長嶋の引退は1年延長。きっと忘れられていると思っていた柴田だったが、あの有名な「巨人軍は、永久に不滅です」の引退セレモニーの直前、ロッカールームで長嶋から「おい、柴田。約束のもんだ」とポンとグローブを渡され、感動したという。さらに、そのとき目の前に座っていたセカンドの土井正三が、ものすごく悔しそうな顔をしていたという裏話も語った。

柴田の本人評価額は、長嶋の背番号3にちなんで300万円。しかし、注目の鑑定額は大幅アップの……!? 鑑定した「COLLECTIBLES FIELD」代表の山本清司氏は、ミスタージャイアンツ長嶋の使用した大変貴重なグローブとし、「型をつけて、練習で調整を加えて、試合用に育て上げていった、グラブに対する愛着感みたいなものがにじみ出ているかのよう」と素晴らしさを讃え、日本のプロ野球史に残る歴史的価値も評価した。

次回は2月14日に放送。依頼人が妻に内緒で260万円で落札した有名彫刻家の作品が登場する。

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