『D.U.N.K. Showcase』ライブ写真と感動&熱狂ライブリポートが到着!

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DREAMS COME TRUEBE:FIRST&TEAMなど超豪華アーティストが集結した大型フェス『D.U.N.K. Showcase』が、現在、Huluストアにて独占配信中。そして、3月24日にはCSチャンネル・日テレプラスにて『D.U.N.K. Showcase 裏側密着ドキュメント』も放送された。また、ライター・高木“JET”晋一郎による『D.U.N.K. Showcase』の感動と熱狂のライブリポートが到着、ライブ写真と共に紹介する。

SKY-HI×日本テレビ」が手掛ける大型プロジェクトとしてスタートした『D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-』。「良いものは良い/もうダンス&ボーカルシーンに垣根も差別も必要ない/ここを歴史のターニングポイントにしよう」というメッセージを旗印に掲げ、2023年2月からはテレビやHuluを中心としたメディアを通して視聴者にアピールし、3月5日には有明アリーナ、3月11日と12日には幕張メッセにて「生のライブイベント」として『D.U.N.K. Showcase』が開催された。

ステージ上に据え付けられた大型スクリーンに『D.U.N.K. Showcase』の文字が浮かび上がり、客席を埋め尽くす観客がその開幕を待つDAY1の有明アリーナ。

BGMとして流れるw‐inds.の楽曲「Paradox」に続き、その楽曲をサンプリングしたこのプロジェクトのテーマ曲である「D.U.N.K.」のイントロが流れると、会場からは大きな拍手が上がる。そしてこのプロジェクトの主宰者であるSKY-HIが歌いながら登場すると、その拍手は手拍子へと変わっていく。マスク有りでの歓声が可能になったこともあり、大きな歓声と拍手が巻き起こるステージに登場したSKY-HIは、「『D.U.N.K.』始まったぜ! ダンスは好きか! ダンス&ボーカルは好きか! 音楽は好きか!」というアジテーション。そして「日本で知らない人はいないアーティストがこのイベントにラインナップされてることをご存知か! DREAMS COME TRUE!」とアナウンスし、日本の音楽シーンを代表するバンドをステージに呼び込んだ。

「D.U.N.K.ベイビーズ! 楽しんでいくよー」という吉田美和のコールに続いて、「次のせ~の! で -ON THE GREEN HILL-」からライブをスタートさせたドリカム。『D.U.N.K.』に特化したセットリストをお届けしようと思っています(中村正人)」という言葉に続き、「NOCTURNE 001」や、ファンキーなサウンドと吉田のダンスも印象的な「G」など、ドリカムの楽曲やパフォーマンス、そしてアーティスト性の幅広さを提示。SKY-HIがラップで参加した「JET!!!」や、番組『D.U.N.K.』の#3でのSKY-HIと中村との対談にもサプライズ登場し、ドリカムの大ファンであると語ったAile The Shotaをはじめ、当日の出演者がオールラインナップしての「スピリラ」など、コラボを通してドリカムのステージに華を添え、新たなエッセンスを加える構成も興味深い。

Aile The Shotaがステージに残り、BE:FIRSTからMANATOSOTAが登場し、ユニット:ShowMinorSavageとしてのパフォーマンスでは、メロウな「No Cap Navy」、それぞれがソロを取るヴォーカルとユニゾンでのダンスが印象的な「Thinkin' bout you」、グルーブ感あふれる新曲「SUPER ICY」とバラエティ豊かなパフォーマンスを見せた。

続いて世界を股にかけ活躍するAyumu Imazuが登場。作詞、作曲、振り付け、ダンスパフォーマンスと多面的な創作活動で注目を集める彼は、キュートな色合いの「ACCHI KOCCHI」や、ディスコファンクな「Light Up」など、そのアートフォームの幅広さをライブを通して形にする。MCでは「このラインナップに入れて光栄です」と笑顔で語り、SKY-HIのマネジメント/レーベル:BMSGのトレーニーであるREIKOと「Sunshower」を歌い、丁寧に歌声を重ねていく。

REIKOは柔らかなヴォーカルでドリカム「決戦は金曜日」をカバー。そしてオリジナル曲「No More」を歌い上げ、Aile The Shotaと共に「YOLO」をパフォーマンスした。

そしてAile The Shotaは「皆さんを踊らせに来ました。恥ずかしがってる時間はもったいないですよ」という言葉からダンサブルな「DEEP」、アップテンポな「IMA」とタイトに披露。シンプル且つ密度の高いショーを「また会いましょう。愛してます」という言葉で締めた。

ステージにはDA PUMPからKENZOが登場。「今日はダンスで花束を届けに参りました」と宣言し、ヒューマンビートボックスとのコラボで、マイムやステップ、ブレイキングを織り交ぜた総合的な「身体表現」で観客を圧倒する。そして優勝賞金1000万円を争ったダンスプログラム「THE DANCE DAY」の優勝チーム:KUROKOが登場し、シアトリカルなダンスパフォーマンスを観客に届けた。

スターダストプロモーション所属の男性メインダンサー&バックボーカルグループ:超特急は、ライブをダンサブルな「NEW WORLD」からスタート。シニカルな「BakaBakka」や、ロッキッシュな「Burn!」とノンストップで駆け抜け、シーンの中でもひときわ異彩を放つダンス&ボーカルグループとしてオリジナリティをアピール。そしてコミカルでハイテンションなパフォーマンスが肝の「バッタマン」には、「D.U.N.K.」での予告通り、SKY-HIが登場。超特急のあまりのテンションの高さに戸惑うSKY-HIだが、サビの「バッタダンス」を超特急とともにハイテンションで踊りきり、会場を熱狂させ、同時に一体化させた。

SKY-HIと超特急によるトークパートを経て、この日の大トリはSKY-HI。ドラムとギター、DJ、そしてSKY-HIダンサーズBFQとのパフォーマンスは、超特急との「Mr.Psycho」やREIKOとの「One More Day」、 Aile The Shotaとの「Bare-Bare」、Ayumu Imazuとの「Tumbler」など、コラボが中心となった。またBE:FIRST「Scream」のカバーには、驚きのどよめきと大きな歓声が上がる。そして中村が登場し「Fly Without Wings」にベースで参加。「D.U.N.K.」では登場アーティストが勢ぞろいでのダンスサイファー(合同でのダンスパフォーマンス)で閉じられ、このエンディング形式はDAY3まで受け継がれた。

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