長澤まさみが主演を務めるドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00〜)の第5話から第8話までを約9分にまとめたスペシャルダイジェストが、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて配信されている。
大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤)と新人ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)は、ある連続殺人事件の犯人とされる死刑囚が、実は冤罪かもしれないと相談されたことがきっかけで事件の真相を追っていた。
松本良夫死刑囚(片岡正二郎)を釈放するべく、得られた新証言について『フライデーボンボン』の特集で放送することに。その反響は凄まじく、恵那も事件を追った記者として『ニュース8』に呼ばれた。
しかし何かの圧力なのか『フライデーボンボン』は打ち切り。恵那は『ニュース8』に復帰した。一方、拓朗はひとり取材を進め、被害者遺族の会に出席しなかった中村優香(増井湖々)の遺族と会って確固たる証拠を見つけ、当時事件に関わっていた刑事の平川勉(安井順平)から重要な証言を聞き出す。さらに恵那が取材中に遭遇した謎の男の正体を突き止める。
拓朗は恵那とともに週刊誌に取材内容を提供。これで事件が明るみになると思いきや、そのスクープ記事を差し止めるほどのニュースが飛び込んできた。なんとその報道をしていたのは『ニュース8』。恵那が原稿を読んでいた。このニュースをきっかけに、世論の目は違う方向へと向けられる。今まで積み上げたものを壊された拓朗だったが、彼は再び前を向く。
次回は12月19日に放送。拓朗が会社を解雇されてしまった一件で、背後に真実を闇に葬ろうとする巨大な力を感じた恵那は、無力な自分になすすべもなく再び心身のバランスを崩していく。