『第101回全国高校サッカー選手権大会』組み合わせが決定!成立&久我山がコメント

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『第101回全国高校サッカー選手権大会』組み合わせが決定!成立&久我山がコメント

『第101回全国高校サッカー選手権大会』組み合わせ抽選会が11月21日、都内で開催され、1、2回戦の組み合わせが決定。なお、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、同大会をリアルタイムで楽しめるLIVE配信、試合後には試合全編が視聴できるフルマッチ動画、見どころをまとめたダイジェスト動画を配信する。

『全国高等学校サッカー選手権大会』では、各都道府県代表48校が、高校男子サッカー部の頂点を決めるべく、12月28日(水)から2023年1月9日(月・祝)にかけてトーナメント戦を戦い抜く。今回の抽選会で、1、2回戦の組み合わせが決定したわけだが、12月28日の開幕カードで津工(三重)と対戦する成立学園の山本健二監督と主将の八木玲選手、12月31日の2回戦から登場し、近大和歌山と対戦する國學院久我山高校の李済華監督と主将の塩貝健人選手が、それぞれオンラインでの囲み取材に応じ、本番に向けての心境などを語った。

東京予選の2次予選Bブロックを制し、開幕戦で津工と対戦する成立学園の山本監督は「チームワークというか、選手みんなで話をして、みんなで解決するというところが成立の強み」と語る。八木主将も「開幕戦を国立(競技場)でできるのはすごく楽しみな気持ちです」と述べ、夢の舞台である国立でのプレーについても「成立は17年ぶりの出場。注目される中、成立のサッカーができればと思います。多くの人に見てもらえることを楽しみにしています」と笑顔で感想を述べた。

八木主将は対戦相手の津工についても「守備力が高いチームなので、自分たちがどうやって崩していけるのかがカギになると思います」と分析。また、夏から冬にかけて自分たちが成長した点を聞かれると、「インターハイの予選に負けてから、リーグ戦もなかなか勝てなくなってきていたので、チーム全体で話をして、自分たちのサッカースタイルを貫き通すことを意識しました。それができたのは成長できた部分なのかなって思います」とコメント。「相手のプレスにひるまず、パスサッカーで、自分たちの流れに持っていくことができるようになった」とこの秋のチームの成長に自信を見せる。

八木主将はまた、「どのチーム相手にも自分たちのパスサッカーが通用すると思うので、全国では自分たちのサッカーを貫いて頑張っていきたい」ともコメント。「自分たちのスタイルのサッカーをして優勝するのが目標です。これから強いチームと練習試合もやっていくと思いますので、しっかりと自分たちのサッカーができるかをそこで突き詰めていきたい」と話した。

インターハイ準優勝の帝京を予選で破った國學院久我山は、2回戦から登場し、近大和歌山と対戦する。李監督は、久我山の強さについて、「バランスがいいチームかなと思います。そしてスピード感がある、強度があるチームかなと思います」と胸を張る。塩貝主将も組み合わせを受け、「強いところとたくさん対戦できそうなので楽しみです」と目を輝かせた。

塩貝主将は近大和歌山についても分析し、「あまりどういうチームかわかっていないんですが、全国常連なので強いと思います」とコメント。「チームとしては優勝、個人としては得点王をとりたい」と目標も掲げ、「全国大会は連戦なので、(本番までの)この1か月間で体力づくりをしっかりやっていきたい」と話していた。

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