橋本愛“トラコ”&中村蒼“福多”の過去が明らかに

公開:

橋本愛が主演を務める水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の第7話が8月31日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

脚本・遊川和彦、プロデューサー・大平太の『家政婦のミタ』コンビが描く本作は、橋本演じる合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコ(根津寅子/橋本)が、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救っていく個別指導式ヒューマンドラマ。トラコのパートナー役を中村蒼、トラコに仕事を依頼する母親役を美村里江板谷由夏鈴木保奈美が演じる。

前回第6話では、「次へのリハーサルも兼ねて、今度はいろいろ仕掛ける」というトラコが、閉鎖寸前の児童養護施設を救おうとする上原里美(鈴木)に“3000万円を手に入れる方法”を教えたことで、上原家が騒然となり……。

<第7話あらすじ>
トラコ(橋本)と連絡が取れない――。上原里美(鈴木)のアパートに集まった中村真希(美村)と下山智代(板谷)は、3人とも同じ状況であることに驚く。今までトラコが無断で休んだことはなく、体を壊したのではないかと心配するが、トラコがどこに住んでいるのか、家族はいるのか、母親たちは何も知らない。

その頃、福田福多(中村)のマンションでは、真希たちからの電話を無視するトラコが次のステップに進むため、「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す。

5年前。ヤバそうな軍団に追われているトラコと偶然再会した福多は、トラコの後を追い、通り掛かった定食屋に逃げ込む。そこは「万福亭」だ。トラコは出来の悪い生徒を叱ったことで、その親のヤクザの部下から追い掛けられていたと言う。2人は注文を取りに来た智代に豚の角煮定食を頼む。そこへランドセルを背負った智代の息子・高志(7才)が帰って来るが、5年後のことなど知らない高志はトラコを見もしない。

トラコは、「何でそんな浮かない顔してるわけ? 天下の財務省に勤めてるってことは年収600万くらいもらってるんじゃないの?」と、13年ぶりに見る福多に覇気がないことを気にする。そんなトラコは、家庭教師をしながらネットカフェ暮らし。新規開拓のため必死に売り込み方法を考えるトラコに、「何でそんなシャカリキになってんだよ?」と聞く福多。トラコは「あたしは世界を……」と言い掛けてやめると、福多に問う。「年収600万の人と300万の人、どっちが幸せでしょう?」。正解が分からない福多に、トラコは「あたし仕事あるんで。今度は市長の娘」と告げて去ってしまう。

トラコは市長の家に向かう途中、住宅街で見知らぬ家族から声を掛けられる。赤ん坊の知恵を抱いた真希と中村朔太郎(細田善彦)だ。買ったばかりの新居の前で記念撮影をしたいと言う朔太郎から「写真を撮ってもらえませんか?」とカメラを渡されたトラコは、「将来家庭教師が必要になったら呼んでください」と言い残す。

その夜、福多がネットカフェに立ち寄ると、トラコは市長の家から持ち出した200万円を手にしていて――。

画像ギャラリー

PICK UP