三四郎、かつてのリスナーと制作現場で出会い感動

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三四郎、かつてのリスナーと制作現場で出会い感動

ぺこぱ松陰寺太勇シュウペイ)がMCを務める6月9日の『ぺこぱポジティブNEWS』(テレビ朝日、毎週木曜25:56~※関東ローカル)は、前週に引き続き『ぺこぱのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)とのコラボ企画の後篇が放送される。前篇では、ぺこぱと同じく『オールナイトニッポン0』のパーソナリティである元テレビ東京プロデューサー佐久間宣行三四郎小宮浩信相田周二)がゲスト出演し、テレビ・ラジオの未来について大いに語り話題となった。6月9日の放送を前に、前篇の内容を振り返る。

同番組は、日本全国のポジティブなニュースだけを取り上げる世界一ハッピーな新感覚バラエティニュース番組。

リスナーからの「みなさんにとって冠ラジオってどんな存在ですか?」という質問に対し、佐久間は「サラリーマン辞めたのはラジオがきっかけだったから」とテレビ東京を辞め、フリーとして活躍の場を広げるきっかけがラジオだったことを明かした。テレビ東京社員でありながらオールナイトニッポンのパーソナリティをつとめたことで、様々な依頼が舞い込むことになった佐久間。そのうち会社が断らざるを得ない大きな仕事が来るようになり、テレビ東京と話してフリーで契約することになったという。

TVer、radikoの普及によってテレビ、ラジオはどう変わったかというリスナーの質問に関して、佐久間が独自の見解を展開し、ぺこぱ、三四郎が驚愕する一場面も。佐久間は、TVerの普及によって自分の中では明確にテレビ制作の方法論が変わったという。これまで放送は1回きりだったため、予告で「衝撃発言!」と煽り、本編を見てもらうことにつなげたが、TVer普及後は、「予告で内容をバラすのをやめた」「見てびっくりしてもらえば話題になって後追いで見てもらえるだろう」と方法論を転換したという。  

さらに佐久間は「radikoは圧倒的にラジオを変えた」と語る。視聴者層がかなり若くなり、高校生にとってスマホがあればラジオが聞けるようになったことが大きいのだそう。そのことはラジオにスポンサーが再びつき始めたり、若いスターが生まれたりするポジティブな効果を生み出すことになったという。

ラジオとテレビの大きな違いについて話題が進むと、佐久間は「ラジオでは嘘がつけない」と口火を切る。それを受け、松陰寺はラジオ収録では「早々にテレビ用に作っていたキャラを降ろしました」と発言する。シュウペイは、テレビとは違いラジオだからこそ、14年連れ添ってきたぺこぱ2人の関係性を見せたかったという。

また、三四郎が考えるラジオの強みは、パーソナルな面が何よりキャラが伝わりやすいことだという。「芸人のキャラを知りたかったらラジオを聴く!」と佐久間も断言。三四郎はかつて大学生だったラジオリスナーがテレビ番組のスタッフとなり、制作現場で出会い、「三四郎さんと仕事したい!」と言ってくれたことが嬉しかったと語り一同共感する場面も。

テレビ朝日の番組をニッポン放送のブースで収録し、元テレビ東京の異色のプロデューサーが出演し、ラジオ・テレビの境界も、局の垣根も超え、自由に語る『ぺこぱポジティブNEWS』と『オールナイトニッポン0』の禁断のコラボレーション回。「面白すぎて一瞬で終わった」「神回」とテレビ・ラジオファンも注目の前篇は、6月9日深夜までTVerなどで見逃し配信中。

そして、6月9日は、20年後のテレビの未来を大予測する後編が放送される。