空気階段・水川かたまり、BLドラマの脚本を初執筆!

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空気階段水川かたまりがHuluオリジナル『君のことだけ見ていたい』(全4話)の脚本を初執筆。6月17日(金)からHuluで独占配信スタートする。

「このマンガがすごい!2019 オンナ編」第1位や「第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」新人賞など、数々の賞を受賞した傑作漫画「メタモルフォーゼの縁側」(原作:鶴谷香央理)を、芦田愛菜宮本信子で実写化した同名タイトル映画が、6月17日(金)に公開する。本作では人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら(芦田)と、75歳にしてBLを知った老婦人・市野井雪(宮本)が、大好きなBLマンガを通じて交流を深めていく年の差58歳の友情物語。公開前から大きな注目を集めている。

そんな『メタモルフォーゼの縁側』で、うららと雪をつなぐキーアイテムとなるBLマンガ「君のことだけ見ていたい」を、動画配信サービスHuluが実写化。映画公開初日にあたる6月17日から、Huluオリジナルドラマとして全4話一挙独占配信される。なんと、本作では『キングオブコント2021』の王者・空気階段のかたまりが、初のBLドラマ脚本を執筆。原作でも映画でも詳細には描かれることのなかった淡く儚い男子高生2人の恋と青春の物語を、繊細かつ爽やかに描き出していく。

Huluオリジナル『君のことだけ見ていたい』の中核を担うキャラクターは、幼なじみの高校3年生・浅倉咲良と永瀬佑真。はたから見たら、ただの仲の良い友達……しかし、咲良の中では人知れず、違う感情が芽生えていた。それは、佑真への切ない恋心。湧き上がる気持ちをずっと抑えてきた咲良。しかし高校最後の夏、彼らは大きな転機を迎える。なんと咲良が突然、佑真に告白! と同時に唇を奪われた佑真は、あまりにも不意の出来事に戸惑うが……。

清涼感とノスタルジックな空気が同居する夏を背景に、甘酸っぱく揺れ動くボーイズの心を体現するのは、若手注目株の倉悠貴水沢林太郎。NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2021年)でヒロインの弟・ヨシオを演じて一躍注目を集めた倉が咲良を、『ブラック校則』(2019年)や現在放送中の『恋に無駄口』(2022年)など出演作が相次ぐ水沢が佑真を熱演し、友情と恋の間で浮遊する心を丁寧かつ瑞々しく表現する。

さらに、咲良に密かな恋心を寄せる吉村莉子役には、映画『猿楽町で会いましょう』(2021年)や映画『イソップの思うツボ』(2019年)で主演に抜擢、さらに先日発表された『第31回日本映画批評家大賞』にて「新人女優賞」を受賞するなど、めざましい活躍を見せる石川瑠華、そんな莉子に絶賛片思い中のノリオ役には『美しい彼』(2021年)や『脱走球児』(2022年)などに出演し存在感を放った櫻井健人をキャスティング。倉&水沢と共にほろ苦くもフレッシュな恋と友情を真摯に演じ、物語にさらなるドキドキ感をもたらす。

一方、彼らを取り囲む大人たちにも注目したい。咲良や佑真の担任・石野先生を演じるのは、演技力の高さで高評価を得ているじろうシソンヌ)。クセの強い役を任されることが多い中、絶妙なバランスで人間味あふれる味わい深さをにじませ、愛される人物像を次々と構築してきた彼にとって、今回はその真骨頂ともいえる役どころ。生徒たちからイジられるキャラクターでありながらも、恋愛部分では彼らの先達になるような“大人の男”を巧みに演じ、脇をしっかりと固める。

さらに、石野先生と結婚する音楽教師・中山先生役で、映画『茜色に焼かれる』(2021年)で「報知映画賞新人賞」「ヨコハマ映画祭・最優秀助演女優賞」など複数の賞を受賞し、躍進を続ける片山友希も出演。人としての愛らしさが自然とにじみ出る、石野先生&教え子との“ほっこりとしたやりとり”に、癒やされること間違いナシ。

<脚本・水川かたまり(空気階段)コメント>
脚本を一生懸命書かせてもらいました。本当に素晴らしい作品になってると思います。間違いなくなっています。間違いないです。間違いないです!

<じろう(シソンヌ)コメント>
主人公の男の子2人のシーンはすごく画もキレイになっていると思います。僕のシーンではクスクスと笑ってもらえたら嬉しいです。かたまりの作った世界観を邪魔しないよう、真面目に脚本通りやりました。ちょっと邪魔しているかもしれないですが、ふざけてないです(笑)。もしつまらなかったらそれはかたまりのせいで、私のせいではありません(笑)。同日に公開する映画『メタモルフォーゼの縁側』とセットで見たらより楽しめると思います。ぜひご覧ください。

<第1話あらすじ>                                                               
高校3年生の浅倉咲良(倉)と永瀬佑真(水沢)。小学校、中学校、高校と、2人はいつも一緒だった。かけがえのない親友同士、のはずだったが……。高校最後の夏、進路を決めなければならない季節を迎え、咲良は佑真にずっと言えない“気持ち”を抱えていた。そんな中、夏の太陽と最後の夏休みという時間が咲良の何かを突き動かす。「どか~んと最後になんかやりてぇな」と浮かれている佑真に、咲良は突然キスをした……!

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