TVer初の完全オリジナル番組『TVerで学ぶ！最強の時間割』（毎週金曜あさ8時配信）#13に、クリエイティブディレクターの藤井亮が講師として登場。収録後、生徒役として初参加した櫻坂46の大沼晶保が番組の見どころを語ると共に、テレビやライブ配信等で披露しているアニメーション制作の裏側も明かした。
様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生、社会人に「知っておいて良かった」と思える“考え方のヒント”を届ける本番組。Lesson13では、ネット上で500万回以上再生され話題となった滋賀県のPR動画『石田三成』や、芸術家・岡本太郎の作品から発想を得た番組『TAROMAN』（NHK Eテレ）で脚本・演出を務めるなど、話題作を世に送り出し続けているクリエイティブディレクターの藤井亮が、奇想天外なアイデアを生み出す方法を語る。
もともと創造することが好きだという大沼は、「めちゃくちゃ楽しかったです」と収録を振り返り、「プロの方が作品をどう生み出しているのかを学べて、今後の自分の活動にも活かせそうだなって思いました」と胸を躍らせる。
自ら楽曲とアニメーションを手掛ける“沼ソング”を制作する際には「シャワー中にアイデアが降ってくる」というが、『そこ曲がったら、櫻坂？』（テレビ東京）で先輩の卒業ソングやテーマソングを作る際、「期限が短いのに何も降ってこないときには『作れなかったらどうしよう』と焦ってしまうことがある」と本音を吐露。だからこそ、番組内で語られた藤井の言葉に助けられたといい、「『先生でもそうなのか』とちょっと安心しましたし、私も頑張ろうって勇気をもらいました」と笑顔を見せた。
今回の授業では、『ゴミが価値のあるモノに変わるデタラメ説明を考えてください』という藤井流「デタラメ脳を鍛えるトレーニング」に挑戦。すらすらとペンを走らせた大沼は「『みなさんどんな感じなんだろう？』と不安だったんですけど、私はすぐに書いちゃったので変えることもできず」と笑い、「本当に十人十色というか、みなさん思いつくことが全然違っていて、それがすごいなと思いました。一つの物に対して、みんなが違うことを考えているのが面白いですよね」と話す。
また授業の注目ポイントについて聞くと、「藤井先生の真面目な雰囲気と、実際の作品のギャップ」とし、「『この作品を、この先生が作ってるんだ』って考えたらすごく面白いですし、より藤井先生のことが好きになりました」とにっこり。藤井の「流行ってることを真似しないようにする」という話にも刺激を受けたようで、「私も流行っているものを見て『食べてみたい』とか思うんですけど、それはみんなが持ってる思考なので、そこから一歩違った何かを見つけることが大事なんだなと思いました」と語った。
“人と被らないこと”はアイドルとしても大事な要素に思えるが、「私はもともとすごく変わり者で、グループに入ったときから、『クセが強い』とか『変な人』と言われていて。正直、それを隠したいと思うような時期もあったんです」と大沼。そんなネガティブな感情から救い出してくれたのは「そこがいいんだよ」というファンの声だったそうで、「それがきっかけで恥ずかしさがなくなって、自分らしくいこうって思うようになりました」としみじみ。さらに、「ファンの方々の力は本当に大きくて。自分を支えてくださっている方の言葉にまっすぐ生きていこうと思っています」と感謝の思いを口にした。
番組では“カッコいい大人の定義”を先生に訊ねるのが恒例となっているが、大沼にも同じ質問をすると「自分に負けない人です」と即答。「私も不器用なので、生きていく中で自分を諦めたくなる瞬間とかもあったりするんですけど、やっぱり心が強い方々を見ていると、絶対に挫折しても這い上がるというか……諦めずに努力している姿がすごくカッコよくて、そういう方に憧れます」と打ち明けた。
最後に大沼は、「人生にちょっと行き詰まっていたり、何かに迷っているときに見たら、きっと先生の言葉に救われると思います」と番組をアピールし、「そういう方に、ぜひ届いてほしいなと思います」と呼びかけた。
クリエイティブディレクター・藤井亮の講義が聞ける『TVerで学ぶ！最強の時間割』#13は、3月10日あさ8時より配信。
