櫻坂46・井上梨名、伝説のお笑い講師のNSCさながらの授業に「アイドルは歌って踊れるだけじゃダメな時代...」

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櫻坂46・井上梨名、伝説のお笑い講師のNSCさながらの授業に「アイドルは歌って踊れるだけじゃダメな時代...」
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TVer初の完全オリジナル番組『TVerで学ぶ!最強の時間割 ~若者に本気で伝えたい授業~』(毎週金曜あさ8配信)#12に、吉本総合芸能学院(NSC)の“伝説の講師”として知られる本多正識が登場。収録後、レギュラー出演するラランドサーヤニシダ)と、生徒役として参加した櫻坂46井上梨名が、授業の感想と見どころを語った。

様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生、社会人に、「知っておいてよかった」と思える“考え方のヒント”を届ける本番組。Lesson12では、NSCでナインティナインかまいたちさや香をはじめ1万人以上の教え子を持ち、漫才師や吉本新喜劇のネタを2000本以上を手掛けた本多が講師を務める。

本多はまず「NSCに入っても売れるのは爪にひっかかったくらい」と語る。その一方で、山里亮太南海キャンディーズ)がひたむきに続けた努力を明かし「がんばらないと、あのようにはなれない」と断じる。番組内では、お笑いから学ぶ「話上手になる方法」「表情を豊かにする方法」などを実践する。井上は「西川きよし流ツッコミトレーニング」に挑戦し、本多は「さすが関西人」と高評価。井上は「口だけはうるさいってお母さんに言われてました」と話した。学生・社会人の方も必見! 芸人じゃなくても使える「社会で役立つコミュニケーション術」とは!?

収録を終えたサーヤは、「非常にやりづらい回でしたね(笑)」とさっそく本音をぽろり。「どこか採点されているんじゃないか、という恐怖心もあった」というが、「我々は本当に1回も養成所の経験がなく野生のまま育ってきたので、やっと教育が施された感じがします(笑)。我々にとってまさに最強の時間割で、勉強になることばかりでした」とコメント。本多先生に対して“怖い人”というイメージを抱いていたというニシダも、「親戚みたいな優しさと親しみやすさがあった」と胸をなでおろした。

授業では、芸人に限らず学生から社会人まで幅広く役立つ会話術を伝授。井上は「今、アイドルは歌って踊れるだけじゃダメだと言われる時代で……。番組に出演した際、『井上どう?』って聞かれたときに、パッと答えないと場の空気が静まってしまうことがあるし、それこそ次の席がなくなることもあり得ると思います」と気を引き締め、「面白く答える必要はなくても、瞬発力で言葉が出るようにしておかないと」とほほえんだ。

今回の授業を通じて、自身が尊敬する南海キャンディーズの山里にまつわる話に刺激を受けたというサーヤ。「売れ始めてからもめちゃくちゃいろいろな勉強していたという話を聞いて驚きました」とし、「私もFXとか勉強しようかな」と続けると、ニシダが「それ、お金稼ぎでしょ?」とすかさずツッコミ。一方、「テレビのアナウンサーが読むニュースに対して言葉を返し続けるような練習もありましたけど、今まで“練習法”を意識したことがなかったのですごく新鮮でした」と話すニシダに、サーヤが「本当はふだんから練習してほしい」と喝を入れるなど、息ぴったりの掛け合いを見せた。

ここで、お笑いが好きだという井上に「この機会にラランドに聞きたいことは?」と訊ねると、「アイドルが笑いを取ることについて、どう思いますか?」と質問を。サーヤは「NMB48渋谷凪咲ちゃんとかは大喜利が本当に面白いので、脅威ですよね」と述べ、「スポーツ選手だろうが、アーティストだろうが、面白い人はやっぱり有利」と付け加える。

さらに、「ツッコミができるようになりたい」という井上には、ニシダが「タイミングよく『なんでだよ!』って言うこと。あとは声の大きさかな」とアドバイス。サーヤも「たしかに、アイドルで声量がハンパない人ってあまり見たことない」と同調し、井上は「大きな声で『なんでだよ!』。次の機会に、ちょっとやってみます」と笑顔で誓った。

最後に井上は、「今どきの子はLINEとかメールとか、文字を使うことが多いと思います。でもこの授業では、実際に会ったときにスムーズに会話をする方法や相手に好印象が与える会話術がわかるので、自分たち世代をはじめ、いろいろな方に見てほしいです」と締めくくった。

漫才作家・NSC講師、本多正識の講義が聞ける『TVerで学ぶ!最強の時間割』#12は、2月24日あさ8時より配信。

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