TVer初の完全オリジナル番組『最強の時間割 ～若者に本気で伝えたい授業～』（毎週金曜12時配信）#9に、25歳にして最年少で裏千家の准教授となった茶道家の岩本涼が登場し、お茶の講義を行う。レギュラー出演するラランド（サーヤ、ニシダ）と、本番組に生徒役として参加した井上梨名（櫻坂46）が番組の見所などを語った。
様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生、社会人に、「知っておいて良かった」と思える“考え方のヒント”を届ける本番組。#9では、9歳から茶道を始め、25歳にして最年少で裏千家の准教授となった茶道家の岩本涼が講師。昨年経済誌『Forbes JAPAN』の「世界を変える30歳未満の30人」にも選出されており、番組では「意外と知らない“お茶の世界”」と題し、お茶文化の現状などを紹介する講義を行う。
さらに「岩本流！お茶会の楽しみ方」として、井上やニシダ、サーヤにお茶の点て方や所作などを紹介する他、あまり知られていない現在のお茶業界が抱える問題点となっている「お茶文化の危機」などについても紹介される。
本番組の収録後、岩本の授業に感銘を受けた井上は、「お茶の歴史とかを聞いて、いろんな時代背景がある事を知りました。私ももっと知りたいな、面白いなって思いました」と感慨深げな表情で感想を述べる。
「お茶は難しいもの」と捉えていた部分があったという井上だが、「講義を通じて自分にとって近いものと感じれるようにもなりました。ちょっとお茶を自分で買ってみたいなって思ったりもしました」とお茶の文化に親近感を抱いた様子。お茶を嗜める岩本のような大人の男性に対しても「落ち着いていて……それこそ先生もすごく落ち着いていらして、びっくりしました。頼れる存在じゃないですけど、そういう存在だなって思います」と好印象を感じたという。
井上はそもそも「和室が大好き」と話すなど、和の文化には以前から興味があったようで、「おばあちゃんの家に行くと、ちゃんとした和室があって、ベッドでなくて、お布団があるっていう……。その羽毛布団で寝るのがすごく好きでした」と述べ、「ああいう和室の空間が大好きです」とニッコリ。サーヤも「いいよね〜」と思わず共感していた。
井上は本番組を「おもてなしの心がすごく大切って学べたので、同世代の若い方たちに見てもらいたい」と話す。ニシダも「忙しい方に見てもらうと心にゆとりができると思います」と述べ、「仕事で忙しいっていう方にぜひ見てもらいたいです」と本番組をアピール。サーヤも「就活生とかに見てもらいたいです。色々と、自分の将来を決めかねている人とかは、今回の先生のように、この歳でこんなに落ち着いていて、色々考えている人がいる。その方のお話ってかなり参考になるんじゃないかなって思います」と話す。
本番組では最後に「かっこいい大人」の定義を登場する講師が語ることが恒例となっている。井上も同じ質問を受けると、「年齢に縛られていない方が素敵だなと思っています」と持論を述べ、「何歳だからもうできないだろうかとかじゃなくて、『何歳になってもやってみたい』とか、『若い子たちがやっていることをおじいちゃんおばあちゃんになってもやってみたい』と思えるような、子供心を持っている方とかは素敵だなって思います」とコメント。
サーヤとニシダは本番組を通じて、学んできた様々なことがプライベートにも生かされるようになっているといい、サーヤは「一個一個影響を受けています。今回とかで言えば、この後、絶対お茶飲むようになるだろうし、コーヒーよりお茶っていう選択肢もできた」と嬉しそうに番組を始めて変化した自身を紹介。「過去の回でもクリエイターさんとかの話を聞くと、そのジャンルジャンルで、細かい意図があるんだなって思ったんです。テレビで映っている何気ないクリエイターの方の映像を見ても、これってこうなのかなって色々勘ぐっちゃうようになったり」と語る。
ニシダも「目から鱗感があります」とサーヤ同様、本番組での講義に感銘を受けている様子。「ものを作っている方の考え方みたいなものが、自分よりだいぶ先を行っていて、そういう人に近づきたいなと思うことがあります」と述べ、実は最近、脚本家の勉強も始めた事を指摘されると、#6の「ショートショートの書き方」の田丸雅智の講義などが刺激になっていると紹介。「TVerでもう一度、あの回を一視聴者として見てみようかなと思っています」と話すも、サーヤから「九龍ジョーさんの回で、散々締め切りの話をしてもらったのに、その後何も変わらずガンガン踏み倒しているんです。何も響いていないのかなって（笑）」とツッコまれ、「……すぐに人は変わらないので」と笑顔を見せていた。
茶道家、実業家として活動する岩本涼の講義が聞ける『最強の時間割 ～若者に本気で伝えたい授業～』#9は2月3日午前8時より配信。
