12月22日の『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:00~)は、「実家が貧乏vs実家が金持ちSP」と題し放送。芸能人の壮絶な貧乏エピソードが飛び出した。
ピン芸人で俳優の武田明神(元・弾丸ジャッキー・テキサス)は、2003年に自衛隊経験を活かしたネタでプチブレイク。しかし、当時は自己破産していたという。しかも、男三兄弟がそれぞれ自己破産している“破産三兄弟”だったとか。
長兄は従業員の金の持ち逃げ、次兄は人の借金の肩代わり、という不幸に見舞われた末の破産。長兄は従業員の金の持ち逃げ、次兄は人の借金の肩代わり、という不幸に見舞われた末の破産。武田はというと、彼女の家に居候していたが、あらぬ浮気を疑われて追い出され、事務所の劇場で3か月寝泊まり。その上、なにもない昼にギャンブルにハマるというクズ生活を送っていた。結果、3か月で500万円の借金を抱えてしまう。
さすがにこのままでは芸事に身が入らないと気づき、“破産三兄弟”の長兄に相談。「500万か……お前が苦しいんだったらやればいいよ」と背中を押され、自己破産する。通常はギャンブルでの借金は自己破産できないが、更生の意思がある場合、裁判所の裁量で認められることもあるのだという。その後、更生してプチブレイクにつながった。
そんな武田は、3歳のときに両親が離婚し母子家庭で育つ。「勉強しないとお化けが出るよ」とたしなめるように、母親からは「カップ麺を一個一人で食べたら死ぬよ」と驚きの戒めが。飼っていた犬と猫もガリガリに痩せていたとか。MCの河本準一(次長課長)は「あるあるなんだけど、ペット多いっすよね、(貧乏でも)飼ってるの」と語ると、実家が貧乏だった名倉潤(ネプチューン)も犬を飼ってたとのこと。ただ、「鎖がその一本しかないから、散歩できひんのよ。放したら(逃げられて)終わってまう!」と話し、哀愁漂う爆笑を誘った。
次回放送は、1月5日。ニャンニャン写真を撮られたなど、“天国と地獄を見た芸能人”からじっくり話を聞く。