トータス松本、ブレイク前にミスチル意識した曲作るもお蔵入り「めちゃくちゃ怒られた」

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トータス松本、ブレイク前にミスチル意識した曲作るもお蔵入り「めちゃくちゃ怒られた」
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ウルフルズトータス松本が、11月6日に放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系、毎週日曜22:00~)に出演。ヒット曲でブレイクする前、楽曲スタイルに迷走していた過去を明かした。

松本がボーカルを務めるバンド・ウルフルズは、今年デビュー30周年。「ガッツだぜ!!」「笑えれば」などガツンと背中を押す名曲の数々を送り出してきた。番組内では同じ1988年結成の爆笑問題田中裕二がVTR出演し「当時、渋谷のライブハウス『La.mama』でMr.Childrenとか若いバンドやお笑い芸人たちがしのぎを削っていた」と活動初期を振り返り、「ウルフルズが売れてよかった。誇らしかった」と同期としての思いを明かした。

そんな松本は「ガッツだぜ!!」のヒットが出る前まではMr.Childrenやスピッツのような曲を作りたいと思っていたそう。しかし、「これでいける!」と制作した曲をミーティングで流したところ「めちゃくちゃ怒られた」のだと言う。

「せっかくこっちじゃない方でやってきたのに、(奇抜な方向で)成功しないと、やってきた意味がない」と言われた松本は、楽曲の方向をこれまでどおりに修正。そのスタイルを貫いたことで、以後ヒット作を続々と生み出すこととなった。

その頃に作った曲のタイトルを聞かれた松本は、仮で「サザン風」=“サザンオールスターズの曲のテイストを用いた曲”というように記していたと紹介。テープに録音した音源はまだ残っているそうで、MCの井桁弘恵が「それ絶対聴きたい!」と言うと、松本は「聴きたくないよ!」と恥ずかしそうにしていた。

SNS上では「方向性を修正してくれてよかった」「ウルフルズの楽曲に出会えたことが一番の幸せ!」「これからも背中を押す楽曲を作っていってほしい」といったコメントが寄せられていた。

次回は11月13日に放送。寺島しのぶがゲスト出演する。

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