仲野太賀がテレ朝ドラマ初主演!本格シットコム『ジャパニーズスタイル』

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仲野太賀が、10月スタートの土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系、毎週土曜23:30~)で主演を務めることがわかった。

今回、テレビ朝日初となる“本格シットコム(シチュエーションコメディ)”が始動! 舞台となるのはさびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみ。その限られた空間で、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられていく。

もちろん、撮影自体もほぼ本番一発の長回し。そんな演じる側にとってもチャレンジングな試みに今、飛ぶ鳥を落とす勢いの演技派俳優・仲野が果敢に挑戦! 満を持して、テレビ朝日のドラマで初主演を飾り、新境地を開拓する。

脚本、監督には、今をトキメク2人の俊英たちが参戦。脚本は『俺の話は長い』(2019年/日本テレビ)、『コントが始まる』(2021年/日本テレビ)で知られるヒットメーカー・金子茂樹。彼のテレビ朝日での初オリジナル脚本作としても話題となること請け合い。また、監督は『にじいろカルテ』(2021年/テレビ朝日)や『和田家の男たち』(2021年/テレビ朝日)を手掛けた実力派・深川栄洋

温泉旅館「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた柿丘哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから物語は始まる。そんな彼を待ち構えていたのは、ひとクセもふたクセもある猛者たちだった! 彼らに翻弄されながらも、哲郎もまた持ち前のクズっぷりを見せて、ドタバタ劇はより加速していく。

主演・仲野に加え、映画やドラマに引っ張りだこの個性豊かな演技巧者たちの出演も決定しており、今後のキャスト発表にも期待したい。

<仲野太賀(柿丘哲郎役)コメント>
珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました。おそらく僕だけではなく、キャスト、スタッフのみなさんも初めての経験が多くなると思うので、みんなで力を合わせて頑張りたいです。

“シットコム”は、これまでにもアメリカの作品などを見て楽しんできましたが、今回は外国の作品の言い回しや雰囲気を真似るのではなく、自分たちが作り出せるもので勝負し、土曜日の夜に気楽に見れるドラマになるといいなと思っています。本作は、舞台とも違いますし、通常のドラマ撮影とも違うものになると思います。今まで経験したことがないことにチャレンジするということに、とても興味が湧いています。

舞台だと稽古期間があり時間をかけて台詞を入れていくのですが、今回はそういう時間もなく、毎話、ほぼ本番一発勝負なので、まずは、台詞を覚えられるか不安です(笑)。ちゃんと台詞を自分の中に入れて、自由に思うがままにぶつかっていきたいです。

以前、金子茂樹さん脚本のドラマ(『コントが始まる』)に出演させていただいたこともあり、きっと今回も素敵なお話を書いてくださるのだろうなと楽しみです。実際に、台本を読ませていただきましたが、とても面白くて、これを余すところなく、自分の身体を通して表現できたらいいなと思っています。

ノンストップ撮影という緊張感と臨場感……怖いもの見たさと言いますか、そういう気持ちで観てもらえたらいいなと思いますが……普段のドラマを観る感覚とはまた違う感じで、「コイツ、こんなところで失敗してる!」とか、そういう部分もニヤニヤしながら楽しんでもらえたら嬉しいですね。

<金子茂樹(脚本)コメント>
今回、“シットコムドラマ”に初挑戦させていただきます。脚本に関して、“温泉旅館のロビー”という限定された空間の中で話を展開させないといけないので、会話の緩急や人の出入りなど飽きさせない為のアクセントやリズムには通常のドラマ以上に気を遣っているかもしれません。他にも大変なことをあげたらキリがないのですが、これを演じる役者さんの大変さに比べたら屁でもありませんので、一日でも一時間でも早く台本をお渡しできるよう必死に書いております。

主演の仲野太賀さんに対しては、愛くるしい室内犬と凶暴な野良犬の両面があって、どっちの針も振り切れているようなイメージを持っています。それでいてシリアスな中に笑いが含んでいたり、コメディの中に悲哀が混ざっているような表現も抜群に上手いので、以前、ドラマでご一緒した時も「台本を超えられたなぁ」と思うことが度々ありました。今回も楽しみでしかありません。

脚本家になった頃から「いつかこういうことができたらなぁ」と思っていたことをやらせて貰える機会に恵まれ、しかも(まだ言えませんが)素晴らしい役者さんたちにもお集まりいただき、喜びと焦りを交互に噛みしめながら日々台本と向き合っております。日本のどこかにいる中学2年生とか高校1年生ぐらいの子がたまたま見て「テレビっておもしれぇな」って思ってくれたら最高ですね。

竹園元(テレビ朝日プロデューサー)コメント>
待望の金子茂樹さん脚本・オリジナル新作! 主演は、圧倒的な演技力で飛ぶ鳥を落とす勢いの当代きっての若手実力派俳優・仲野太賀さん! ドラマファンにとって絶対見逃せないドラマがいよいよ誕生します。しかも、監督は「生ドラマに挑戦したかった」という深川栄洋監督。ライブ感満載のシットコムに挑戦するのは、もはや運命だったのかもしれません。

曲者だらけの愛すべきキャラクターが巻き起こすドラマ『ジャパニーズスタイル』は、今だからこそ「テレビの面白さ」を追求し、さらに「テレビの枠」を飛び出してしまおうというチャレンジ企画です。「懐かしくも新しい」「何が飛び出てくるかわからない」……全世代の方々に楽しんでいただける<ドラマ>に、是非ご期待ください!

<第1話あらすじ>
柿丘哲郎(仲野)は実家の旅館「虹の屋」の窮地を救うため10年ぶりの帰宅を果たすが、変わり果てた旅館の姿に絶句する。100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスは完全に消え失せ、一筋縄ではいかない従業員が居座る曲者の吹き溜まりと化していた。

口が悪い流しのフラメンコダンサー、温泉嫌いで潔癖症の支配人、息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居、その母親と一輪車を愛する少年のような従業員、UNO依存症の料理長、省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株……。

そんな強敵が待ち構えているとも知らずに旅館にやってくる哲郎は「お引き取り下さい」と家に上げて貰えない事態に。あの手この手を使って家に上がろうとするも、鉄壁の守備に跳ね返され玄関で泣き崩れる哲郎、そこに現れる謎の大男……。果たして家に上げて貰えるのか? 従業員たちに受け入れられる日はやってくるのか? さびれた旅館のロビーにカオスな嵐が吹き荒れる。

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