Jリーグ発足時からピッチを管理!世界的名将も絶賛した“芝生の神様”のこだわりとは?

公開: 更新:

8月13日に放送されるサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:25~)は、サッカー選手たちのプレーを支える“芝生”を特集。ターフアドバイザーの松本栄一をゲストに迎え、MCの勝村政信や解説の福田正博らとトークを繰り広げる。

かつては状態の悪さから、代表の試合ですら選手が泥だらけになってしまうこともあった日本のピッチ。しかし、今ではヨーロッパのリーグを超えるほどの高品質な芝生が敷かれているという。Jリーグ発足時からスタジアムの芝生を適正に管理してきたのが、「芝生の神様」と称される松本だった。

Jリーグ開幕の4年前、埼玉県・浦和市役所の公園緑地課に勤務していた松本は、浦和レッズの前身となる三菱重工サッカー部のJリーグ参入に合わせ、駒場競技場の改修工事を任されることに。そこで初めて日本のピッチに採用したのが、冬でも育つ寒地型の芝生だった。なぜ、これまで採用されていた暖地型の芝生ではなく、寒地型の芝生を選んだのか。また、Jリーグの開幕元年に、最下位が定位置となっていた浦和レッズをどうしても勝たせたかった松本が起こした「レッドカード事件」とは? 松本の半生とともに、Jリーグの芝生にまつわる歴史を紐解いていく。

松本は日韓ワールドカップの際に、アルゼンチン代表のキャンプ地となったJヴィレッジの芝生も担当。元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサも松本の仕事ぶりを絶賛しており、今も親密な関係が続いているという。他にも、元日本代表監督のフィリップ・トルシエとの交流や、被災地のグラウンドに4万株の芝生の苗を植えるプロジェクトなど、「芝生の神様」ならではのエピソードが続々と飛び出す。勝村や福田も驚く松本の秘話はもちろん、番組では今なお進化を続ける芝生の最新事情や、カタールW杯に使われる芝生の特徴なども紹介する。

PICK UP