田中樹​​“秀島”マラソンでの挫折から立ち上がる姿に「笑顔の破壊力」

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田中樹​​“秀島”マラソンでの挫折から立ち上がる姿に「笑顔の破壊力」

綾野剛が主演を務める日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第3話が、7月17日に放送。ネット上では、マラソン選手・秀島修平(田中樹 / SixTONES)の挫折と復活に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公・新町亮太郎(綾野)が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。『HERO』シリーズや『海猿』シリーズで知られる福田靖が脚本を担当する。

深沢塔子(芳根京子)が入社以来担当している秀島は、大会前に「勝つだけじゃなく賞金を得るために走るんです」「僕の本当の目標は日本記録じゃありません。世界記録です」など、ビッグマウスで会見を盛り上げる。しかし、結果は惨敗。大会後の囲み取材では、自暴自棄な発言をし「逆ギレ」と叩かれてしまう。世間からの反応は冷たいものだった。

秀島は塔子を担当から外し、同じくアスリートだった新町を新担当にするよう条件を出す。しかも、マラソンでは通常、大会への出場の間隔は半年ほど空けるが、2か月後の大会に出場するという。そんな大会に向けての練習に励む中、一般人に動画を回され、SNSで炎上してしまう。

心が折れた秀島は行方不明に。塔子のおかげで居場所を見つけた新町は、説得を試みる。自分の経験を振り返りつつ、塔子の熱い気持ちを告げて「立ち上がってまた走るんです。逃げてちゃダメだ!」とぶつけた。落ち込んでいた秀島だったが、彼の言葉に生気を取り戻していく。

秀島は塔子に再度担当をしてほしいと頼む。当初は断るつもりだった塔子だが、2か月後の大会に出ないことを条件に依頼を受けると返答。秀島のこれまでの結果を鑑みて、直近の大会に出るべきではない、しっかり準備して別の大きな大会に臨むべきだとした。

秀島も、当初は反論していたが、完璧な計画と献身的な彼女の姿に感動。「それが深沢さんが戻ってくれる条件ですか……全然いいじゃないですか! 深沢さんの言う通りにします。だから戻ってきてください」と笑顔を見せた。

ネット上では、秀島が再生する姿に「人間味ある」「笑顔の破壊力」「キラキラしてる」​​とのコメントがあった。

次回は7月24日に放送。新町は、戦力外通告を受けた横浜DeNAベイスターズ2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)​​と接するうちにある決意を固める。