臼田あさ美“凪子”と太田莉菜“いつき”の友情回に「素敵なストーリー」の声

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臼田あさ美“凪子”と太田莉菜“いつき”の友情回に「素敵なストーリー」の声

臼田あさ美が主演を務めるドラマ『ちょい釣りダンディ』(BSテレ東、BSテレ東4K、毎週月曜24:00~)第2話が、7月11日に放送。檀凪子(臼田)と七瀬いつき(太田莉菜)の厚い友情を描いたストーリーが展開された(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、阿鬼乱太の同名コミック(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)が原作。原作では主人公の設定は男性なのだが、ドラマでは女性に変更して描かれ、臼田は天王寺建築設計事務所に勤め、会社帰りや仕事の合間で釣りを楽しむ“ちょい釣り”女子の主人公・凪子(通称:ダンディ)を演じる。

ベイエリアへ仕事に来た凪子(臼田)は、仕事終わりに有明「水の広場公園」で“ちょい釣り”をすることに。ちょうどその日は隣接する東京ビッグサイトで同人誌即売会が行われる日とあり、公園でもコスプレーヤーの撮影会が行われるなど賑わいを見せていた。

今回、凪子が狙うのは、“海の女王”と呼ばれる魚・シロギス。さっそく1匹目を釣ると、隣にどこか見覚えのある白い衣装のコスプレ女子が。実はそのコスプレ女子は、凪子の幼馴染であり、凪子が通う小料理屋「夕まづめ」の女将・七瀬いつき(太田)だったのだ。

そのことに気づかない凪子は、コスプレ姿のいつきに話しかけ、2人は初対面という体で会話をしながら釣りを楽しむ。凪子が、いつきのコスプレは清らかなキスに似ていると伝えると、いつきは本来の自分は地味で自分に自信が持てない子だったと吐露。しかし、コスプレをはじめ、周囲に認めてもらえたことが嬉しくてハマったが、年齢的にも辞め時だと感じ、今日が最後のコスプレだと告げる。

会話をするうちに、コスプレ女子がいつきだと確信を持った凪子は、「子供のころ近所の子と釣りをしたことがあります」と、いつきとの思い出を打ち明け、その子は大人しくて内気な子だったが、大人になり再会すると、お店を任されるくらい一生懸命働いていて、内気なところは今でもあるけれど、本当は芯が強くてキスみたいだと例え、「私からするとすごくかっこいい人です」と続けた。そして「きっと何者かを装わなくてもあなたのことを見てくれて、認めてくれる人がいます」と伝える。その言葉に感動し涙ぐむいつきは、「もし、私にもそんな風に見てくれる人がいたら嬉しいなって思います」と答え、改めて凪子との友情をかみしめるのだった。

ネット上では、お互いに気づきながらも最後まで明かさず相手を思う言葉を掛け合う2人の姿に「素敵なストーリー」「2人とも優しい」などのコメントが寄せられた。

次回、第3話は7月18日に放送。テナガエビがつなぐ親子の絆が描かれる。

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