古川雄大『金田一少年の事件簿』“ファントム”役への思いを語る

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道枝駿佑なにわ男子)が主演を務める日曜ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系、毎週22:30~)の最終話(第10話)「File07 オペラ座館 ファントムの殺人解決編」が、7月3日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。このほど、ファントムと呼ばれた天才俳優・霧生鋭治役・古川雄大のインタビューコメントが到着した。

同ドラマは、1995年の初放送から幅広い世代の支持を得てシリーズを積み重ねてきた、謎解きミステリードラマの金字塔。原作は、連載開始から今年で30周年を迎え、世界(12か国)累計で1億部を超える発行部数を記録するなど、日本のみならず、世界市場で圧倒的な支持を集めている。およそ8年ぶりとなる新シリーズは、日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーを現代の視点で再構築。シリーズ史上最大のスケールで贈る、これぞ“金田一少年”の決定版といえる内容となっている。

今回放送される「オペラ座館殺人事件」は、「金田一少年の事件簿 File28 オペラ座館・第三の殺人」(講談社漫画文庫)の人気エピソードでドラマ化は初となる。そして、前回放送された第9話「File07 オペラ座館 ファントムの殺人」では、顔にやけどを負った姿でファントムを演じて以降、不幸な運命をたどった天才俳優・霧生鋭治を演じる古川の姿に、SNS上では「存在感がすごい」「ぴったりの配役」「舞台でファントムを見たい!」などの声が続々と寄せられ、注目が集まっている。自身も舞台で活躍し、ミュージカル界のプリンスと熱い視線を浴びる古川が演じる“ファントム”、その謎が解き明かされる「解決編」は見逃せない!

今回、最終話の重要なシーンを撮影する前の古川に突撃インタビュー。本作に懸ける思いを聞いた。

「『金田一少年の事件簿』は小学生の頃に堂本剛さんのシリーズを見ていて、「雪夜叉伝説殺人事件」の雪夜叉が監視カメラを壊すシーンなど鮮明に記憶に残っているシーンが多く、僕の中に色濃く残る作品です。今回のお話をいただいて、歴史がある名作に出演できてすごく嬉しいです」と歴史ある作品への出演を喜んだ。さらに、『金田一少年の事件簿』の魅力については「幼い頃は恐怖が強かったですが、ミステリーとしての見応えもあり、サスペンスとしてもすごく良い緊迫感のある作品で、特に、犯人を突き止めてから犯人の心情がすごく丁寧に描かれていて、そこが『金田一』の魅力だなと思います。今回の作品も一人ひとりの人物像が掘り下げて描かれているので、ドラマティックな内容になっています」と語った。

また、霧生役については、「天才俳優を演じるのは難しかったですが、カメラワークなど監督・スタッフの皆さんに助けていただきました。霧生鋭治は、すごく魅力的な人間で、登場シーンとしては多くはないのですが、常に霧生がどこかに存在しているように描かれているのが面白さだと思います」と語る。さらに、顔にやけどを負った霧生の特殊メイクについては、「クオリティが高い特殊メイクをしていただき、説得力が増して演じる上でとても助けられました。自分も違和感がなく演じることができました」とコメントした。

今回、作品の中で『オペラ座の怪人』のファントムを演じた古川は、「名作『オペラ座の怪人』のモチーフが『金田一』でもとても魅力的に描かれ、改めて素敵な作品だなと感じました。今回の役を演じさせていただき、いつかファントムを演じてみたいと思いました」と今後の活動への意気込みを語った。

最後に、「純粋にストーリーを楽しんでいただきたいですし、犯人を突き止めてからが『金田一』の面白さだと思うので、美しく切ない人間ドラマを最後まで楽しんでいただけたらと思います。最終話に相応しいボリューム感のある内容になっているので、是非ご覧いただいたいです」と、最終話の見どころについて語った。

「File07 オペラ座館 ファントムの殺人 解決編」では、一が愛に狂った殺人鬼ファントムの真の正体に迫る!

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