木村拓哉主演のドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系、毎週木曜21:00～）の最終話が、6月9日に放送。ネット上では、桐沢祥吾（木村）の最後のミット打ちに感動する声が集まった（以下、ネタバレが含まれます）。
本作は、これまでに『HERO』『CHANGE』（ともにフジテレビ系）で木村とタッグを組んだ福田靖のオリジナル脚本。生きる希望を完全喪失している男・桐沢が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまが描かれてきた。
桐沢は無事に焼き鳥屋を再オープン。教師、コーチ、店主と大忙しの毎日を送る中、無理がたたって倒れることもあったが、なんとか続けていく。ときは流れインターハイ予選前日。桐沢は、試合に出る選手たちをリングに上がらせた。
「やるべきことは全部やったな？ 今から最後のミット打ちをやる」
試合に出る6人とミット打ちをしながら「絶対にインターハイ行けよ」「お前の武器はスタミナだからな」などと声をかけていく。そして、脳動脈瘤を患ったことで、コーチの補助に徹した西条桃介（村上虹郎）ともミット打ちをし「お前がいてくれたから、こいつらもここまで強くなれた」と感謝を伝えた。そして、折原葵（満島ひかり）にも……。
彼女とミット打ちをしたあと桐沢は「あなたがいてくれたから、俺はもう一度はい上がることができました。ありがとうございます」と頭を下げた。
最後は全員で円陣。東大に合格した伊庭海斗（高橋海人）や西条などが鼓舞する中、桐沢は「明日、悔いが残るような試合は絶対にするなよ。今のお前らの全部をぶつけてこい！」と声をかけた。予選では、宿敵・京明高校に勝利し、2人の生徒がインターハイへと出場することになった。
その後、長らくうやむやになっていた葵の「圭太（川原瑛都）のお父さんになってもらえませんか？」への返事をすることにした桐沢。葵が作ってくれた弁当の話をしつつ、笑い合うと、桐沢は葵を後ろから抱きしめる……。
ネット上では、生徒とのミット打ちシーンに「ジーンとした」「迫力あって最高」「大泣き」との声が。葵と結ばれた展開や橋の上でのバックハグには「キュンキュン」「ニヤニヤ止まらない」とのコメントがあった。
