道枝駿佑『金田一』第4話は“あの作品”のオマージュ?「リスペクトを感じる」と話題に

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道枝駿佑『金田一』第4話は“あの作品”のオマージュ?「リスペクトを感じる」と話題に

道枝駿佑なにわ男子)が主演を務めるドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第4話「白蛇蔵殺人事件」が、5月22日に放送。金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』を彷彿とさせるストーリーだったことから「オマージュされてて見ごたえある!」とSNS上で話題となった(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、1995年の初放送から幅広い世代の支持を得てシリーズを積み重ねてきた、謎解きミステリードラマの金字塔。およそ8年ぶりとなる新シリーズは、日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーを現代の視点で再構築。シリーズ史上最大のスケールで贈る、これぞ“金田一少年”の決定版といえる内容となっている。

金田一一(道枝)と幼なじみの七瀬美雪(上白石萌歌)は、家族旅行で「白蛇村」に来ていた。そこで偶然、剣持勇警部(沢村一樹)と会うのだが、剣持は村に潜伏している殺人犯を追っていた。3人が話していると、黒いマスクを被った怪しい人物を発見。後を追い、その人物が入って行った「白蛇酒造」の内部に潜入するのだが、酒造の社長・白神音松(小野武彦)に「帰ってくれ!」と追い返されてしまう。

黒いマスクの男・音松の二男である蓮月は、5年前の火事で行方不明になっていたのだが、無くしていた記憶を取り戻して2か月前に戻ってきたばかりだと、長男の左紺(吉田悟郎)に聞かされた剣持。「別人が蓮月さんになりすましているのでは?」と疑うも、DNA検査で音松との親子関係が認められていると言う。

その後、左紺の好意で、酒造自慢の元蔵を見せてもらえることとなった一たち。新人職人の鷺森弦(岡山天音)に案内してもらい、樽の中を見て「お酒ってこういう風に作るんだ~!」と楽しんでいると、左紺ひとりで行う作業のため、3人は元蔵を出されてしまう。その際、元蔵に蓮月が入るのを見た剣持はまだ疑いの気持ちが晴れず、再び後を追うことに。

元蔵を見張っていると、そこから左紺が出てくるのを確認したものの、蓮月は出てこない。3人が蔵に入ると血がついた櫂棒が転がっており、樽の中から死んだ蓮月が浮かんでくるのだった。

元蔵には出入口が1か所しかなく、死体発見直前までその場にいた左紺が容疑者に。しかし、左紺の行方が見当たらない……。その翌日、鷺森と熟練職人の黒鷹銀三(寺島進)が酒の様子を見に蔵にやってくると、左紺が首を吊って死んでいるのを発見する。

謎のマスクの人物が登場したり、酒蔵が舞台だったり、一族の揉め事だったりと、今回のストーリーが「横溝正史感」と話題に。一が“じっちゃん”と呼ぶ金田一耕助が主人公となるシリーズの『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』を彷彿とさせることから「オマージュされてて見ごたえある!」「リスペクトを感じる」といったコメントがSNS上にあがっていた。

次回、「トイレの花子さん殺人事件」は5月29日に放送。佐木竜太(岩崎大昇)の親戚のやっている民宿を訪れた一らは、30年前に閉鎖された廃病院に肝試しに向かう。

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