綾瀬はるかが主演を務める月9ドラマ『元彼の遺言状』（フジテレビ系、毎週月曜21:00～）が、4月11日に初回30分拡大SPでスタートする。
原作は、宝島社主催の2021年・第19回「『このミステリーがすごい！』大賞」で、大賞を受賞した新川帆立による同名小説。元彼の森川栄治（生田斗真）が残した「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」という奇妙な遺言を受けた敏腕弁護士の剣持麗子（綾瀬）が、依頼人と共謀して分け前を狙う破格の遺産相続ミステリー。麗子に遺産山分けの提案を持ちかける謎の依頼人・篠田敬太郎を大泉洋が演じる。
＜第1話あらすじ＞
剣持麗子（綾瀬）は大手法律事務所に勤務する敏腕弁護士。クライアントの利益のためには手段を選ばない剛腕ぶりで多大な利益を上げていた。だが、その強引さが仇（あだ）となって有力クライアントを失う羽目になった麗子は、所長の津々井君彦（浅野和之）からボーナスカットを言い渡されてしまう。
その処遇に憤慨し、事務所を辞めると啖呵（たんか）を切って飛び出した麗子は“ひとり焼肉”で憂さ晴らしをする。飲み仲間を求めて片っ端から知り合いにメールを送ると、大学時代の元彼・森川栄治（生田）から返信が。だがそのメールの中身は「森川栄治は永眠しました」という訃報だった。驚く麗子のもとに見知らぬ電話番号から着信が入る。出ると、全く面識がないはずの男・篠田敬太郎（大泉）からの電話で、栄治のことで相談したいと言われる。
数日後、麗子は篠田と会うが、顔を見てもなお、篠田のことを思い出せない。一方「変わらないねえ、麗子ちゃんは」となれなれしい態度を取る篠田は、栄治と同じ大学のサークルの先輩で、軽井沢の別荘で病気療養していた栄治に誘われて別荘の管理人をしているらしい。自室で死んでいた栄治を最初に発見したのも篠田だった。そこで篠田は栄治が遺した奇妙な遺言書のことを麗子に伝えた。そこには「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」と記されていたという。そこで篠田は「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と麗子に持ちかけて……。
