竹中平蔵氏が『パパ活』に喝!『パパ活』する人の気持ち、あなたは理解できる?

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竹中平蔵氏が『パパ活』に喝!『パパ活』する人の気持ち、あなたは理解できる?

急激な円安や物価の急上昇など、私たちに対応を迫る様々な変化が起こっている。そこで11月20日放送の「そこまで言って委員会NP」ではさまざまな『◯活』を特集。婚活、終活、腸活など、様々な◯活について議論した。盛り上がったのが『パパ活』だ。番組から論客たちに「パパ活する人を理解できるか」と問いかけると、回答は「理解できる」3人、「理解できない」5人に意見が分かれた。

宮家邦彦氏(立命館大学客員教授)は「理解できるが、やりたいとは思わない」と回答。
「この30年ぐらいで格差がどんどん広がった。若い人たちの収入はどんどん 減っている。若い女性たちにとってみれば、 パパ活せざるを得ないのだろうと、理解はできる。でも私はやりたくはない。」
牛窪恵氏(マーケティングライター)は「理解できる(条件つき)」と回答。「学生の貧困」が背景にあると解説する。
「4年制大学だと、学生の半数ぐらいが奨学金をもらっている。コロナで貧困が二極化した。私たちバブル世代はおじ様たちが接待交際費を多く持っていて、入社するとおごってくれた。今は会社でそういうお金は出ないし、なかなか誘えない。自分をアップデートして、新しい世界を見たい女の子たちに応えてくれるおじさんがいない。お金のためだけじゃなく、自分をアップデートしたいからと、パパ活を何回かやった子たちはいる。条件つきだが、そういうことだったら、やってもいいのではないか。」
番組議長・黒木千晶アナがフォローする。
「大学時代に周りにパパ活してる子がいた。同世代の男の子とは食べられないようなご飯に連れて行ってくれて、自分のアルバイト代では到底買えないようなブランド品を買ってくれる。向こうは 若くて可愛い私と一緒にご飯が食べられるのだから、ウィンウィンでしょ、と言っていた。」
山口真由氏(信州大学特任教授)は「理解できない。女たちよ、選ぶ側にまわろう」と経験を語る。
「私もパパ活は全然いいと思う。要するに団塊ジュニア世代のある程度恵まれた男性から令和女子への再配分だと思うから。それでもパバ活が問題だと思うのは、私も29才ぐらいの時に結婚したくて、巨大な合コンにパパ活ではないが行っていた。ある日さえない男の人に年齢を聞かれ、29才だと言った時に、『ババアじゃん』と言われた。あの男の人たちは若さで私たちを測っていた。気がつくと私たちは評価される側に回っていた。若い時の価値は減じていく。」
村重杏奈氏(タレント)は「理解できない」と答え、理由を「若さの浪費」だと評した。
「パパ達は若い子がすごく好きで、今のパパ活女子は、ものすごい額のお金をもらえる。稼いでいる子だったら、月500万円とか1000万。」
これに黒木アナが「そんなに?!」と強く反応。村重氏が続ける。
「そんなにお金を稼げたら、みんな価値観が変になっちゃう。でもパパは若い子が好きだから、年を重ねて大人になるとパパから彼女たちは必要とされなくなる。パパ側から切られる。そこで初めて今から働こうとか、結婚しようと考えても、年齢的にどうしようもない状態になっている人が結構多いと思う。若いうちに若さを売りにして浪費するのではなく、いろんな知識や仕事をして、もっと女性は自分の価値を上げていった方がいいと思う。」
賢明な考えに一同感心。
それを受けて中野雅至氏(神戸学院大学教授)はこう述べる。
「つまり貧困でもなんでもなくて、パパ活は単にお金が稼げるだけ。貧困状態の人は奨学金をもっと充実してくれたらそれでいい。そっちの方がはるかに正論。」結局パパ活女子は実はお金に困っているわけではなく、貧困状態の人こそ問題にすべきということだ。
ここで黒木アナが竹中平蔵氏に振る。
「竹中さん、一喝お願いします。もっと生産的なことをしろ、とのことですね。」
振られた竹中氏は力を込めて語る。
「女性の方も、安易すぎ。それにパパ活が理解できないのは、そういうことにお金を出す男がいるのが、本当にアホやないかなと思う。だから、もっと生産的なことをやれと言いたい。全てが安易。こういうことが話題になるのは、なんと平和な国か。」
感情をあらわにする竹中氏に番組政策秘書・野村明大アナが
「竹中さん、珍しく憤っている感じですが。」と突っ込むと、
竹中氏が
「私、いつも憤ってますよ。」と応じ、一同爆笑で終わった。

パパ活で一時的においしい思いができたとしても、後で困るという村重氏の意見は納得だった。一方、竹中氏が珍しく息巻いていたのも面白い。
パパ活も、今の時代を象徴する現象なのかもしれない。

【文:境治】

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