松田凌「普通の高校生になりきった」競泳青春ドラマ『男水!』で主演

1月21日(土)24時55分からスタートする連続ドラマ『男水!』(日本テレビほか)は、白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で連載中の木内たつやによる人気漫画を原作に、男子高校生たちが「競泳」を通じて本気でぶつかり合う青春模様や、「より速く泳ぎたい!」というピュアな男子高校生たちの想いを描く体育会系ストーリー。2017年5月には舞台化されることが決定する中、アニメや漫画の世界観を舞台で再現する“2.5次元”のジャンルを中心に活躍している人気舞台俳優たちが集結している。

そんな熱い青春群像劇で主人公の高校生・榊秀平を演じるのは、ミュージカル『薄桜鬼』や舞台『K』、ドラマ『仮面ライダー鎧武』などに出演している、松田凌さん。このインタビューでは、ご自身の役柄や共演者の方とのエピソードなどを語っていただいた。

――出演が決まった際の心境はいかがでしたか?

まずは嬉しいと思いました。他の出演者もとても豪華で、若手俳優の選抜メンバーが揃っている中で主役をさせてもらえる喜びはもちろんありましたが、それ以上に責任を感じました。

――本作ではあまり馴染みのない“競泳”をテーマにしていますが、第一印象は?

意外性を感じました。これまでにも数々のスポ根映画や漫画を見てきましたが、水泳作品はあまりなかったので、どういった作品になるのかイメージがなかなか湧かなかったです。ただ、逆にどんな風に演出をするのか、どうやって撮影をするのかは楽しみでした。

――脚本を務めるのは映画『ヒロイン失格』やアニメ『TIGER&BUNNY』の吉田恵里香さん。台本を読んだ印象は?

吉田さんとは過去にもお仕事をさせていただき、飲みに行ったこともあります。吉田さんの脚本は人間らしさや、人の心をうまく捉えており、役者の気持ちを含めた上で、かつアニメらしい表現も使いながらストーリーが描かれているので、台本を読み進めていくだけでも面白いし、実写化にあたり自分がどのように演じればいいのか、イメージしやすかったです。

――主人公を演じられますが、秀平はどんな役柄ですか?

青春時代にありがちな悩みや葛藤を抱えている少年ですね。自分とは何なのか、才能がない、可能性もないと、自分で決めつけている。学生時代ってそういう時期でもあると思うのですが、本作はそんな思春期の終わりから大人に向かう成長物語です。特に同じ年代の子であれば、より共感を抱いたり、励まされたりすると思います。

――秀平の役作りのポイントや、演じる上で心がけていたことは?

原作では、泳ぎはとあるオリンピック選手を基にしていたそうなので、僕もその選手をイメージして泳いでいます。演技については、誰かを意識するよりも普通の高校生であることをイメージして演じました。学生だった頃の自分を思い出してみると、当時は「自分が青春している」なんて考えたこともなかったので、過去を思い出そうとするよりも、普通の高校生になりきって演じました。

――秀平の第1種目は背泳ぎ(バック)。苦手な方も多い泳法ですが、松田さんはいかがでしたか?

体育の授業などで水泳はやったことがあって、クロールは泳げましたが、背泳ぎやバタフライには自信がなかったです。本作出演にあたり競泳レッスンを受けたところ、水泳と競泳はまったく違って、最初は全然思ったようには泳げませんでした。いざ教わってみると、水泳には所作があり、それを連動することで効率よく泳げるようになるのですが、僕は水泳メソッドが体にしみついていなかったので、なかなかイメージできなかったんです。浮くことすらできない時期もあって不安でしたが、「やるしかない」と半ば勢いで乗り越えました。

――そんな背泳ぎは他の泳法と異なり水中からスタートとなりますが、撮影を振り返ってみていかがですか?

バックのスタートもかなり作りこんでいます。撮影時は前後左右、頭上などさまざまな角度から撮影してもらいました。見ていただくとわかるのですが、シーンによっては「どうやって撮っているの?」と疑問に思う場面もあるはずなので、ぜひそういった部分も楽しんでご覧いただけると嬉しいです。