明石家さんまが“お笑い向上長”を務める『さんまのお笑い向上委員会』（フジテレビ系、毎週土曜23:10～）が、3月23日に放送。不祥事で活動を自粛していた藤本敏史（FUJIWARA）が復帰し、さんまと丁々発止のやり取りを繰り広げた。
この番組が地上波初復帰となった藤本は、開口一番「本当に申し訳ございませんでした！」と深々と頭を下げながら声を張って謝罪。しかし、後輩の野田クリスタル（マヂカルラブリー）や相方の原西孝幸（FUJIWARA）との絡みでは笑いを取りながらも、さんまに対しては「俺もう何も言わないことに決めましたから」と、憮然とした態度で接していた。
不祥事を起こした際に、藤本は先輩であるさんまに電話で経緯を報告したものの、さんまは伝えた内容とはまったく異なる話を自分のラジオ番組で吹聴。かき回された形となった藤本のクレームに、さんまは悪びれる様子もなく、「やったったんや」と話を盛ったことを認め、出演者一同からツッコまれていた。
さらに、話を盛るだけではなく、一から創作していたことも発覚。「俺、“もうええわ！”なんて一言も言ってないですよ」と呆れ顔の藤本に対し、さんまはラジオ番組の流れがあってのトークだったと反論し、リスナーを笑わせるためなら作り話も辞さないというスタンスを崩さない。最後は「フジモンのことよりも、俺のラジオが大事やねん」と開き直って、爆笑を巻き起こしていた。
他にも、藤本は警察の取り調べで「さんまさんがラジオでこういうこと言ってたけど」と切り出されたことも告白。このエピソードに対しても、さんまは「お前、普段俺のことを嘘つきと言うてるよな？ それがホンマに嘘ついたらあかんのか？」と持論を展開し、藤本を強引にねじ伏せていた。
さんまVS藤本の構図に、ネット上では「おもろすぎる」「笑った」「さんまさんすごい」「フジモン、おかえり」などのコメントが寄せられた。
次回は、3月30日に放送される。
