長谷川博己演じる4児の父親のクズっぷりと成長にも注目!松嶋菜々子主演『家政婦のミタ』TVerで配信中

公開:
長谷川博己演じる4児の父親のクズっぷりと成長にも注目!松嶋菜々子主演『家政婦のミタ』TVerで配信中

松嶋菜々子主演、不気味なスーパー家政婦役で話題になった『家政婦のミタ』(日本テレビ系、2011年)が民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて期間限定で無料配信されている。

本作は、松嶋演じるスーパー家政婦の三田灯が、派遣先の家庭内トラブルを解決するホームドラマ。第1話では、妻・凪子(大家由祐子)を事故で亡くし、四十九日を迎えた阿須田恵一(長谷川博己)の自宅に三田が派遣されたところからはじまる。

阿須田家には4人の子供がおり、結(忽那汐里)、翔(中川大志)、海斗(綾部守人)、希衣(本田望結)は母の死に大きなショックを受け、家族の心はバラバラ。家の中も荒れ放題だった。ミタはそんな家を見違えるように綺麗に片付け、家事を完璧にこなし、子供たちの宿題までしっかりと見てくれるが、ミタの謎めいた雰囲気に、恵一は違和感を覚えるのだった。

というもの、喜怒哀楽はまったく表情に出さずに淡々と業務をこなすミタは、まるでロボットのよう。業務範囲であればどんな顧客の要望にも応えるキャパシティを備えるのだ。

そんなミタとは対照的なのが家長である恵一。実は不倫の末に妻を自殺に追い込み、子供たちに対しても父親としての自覚がなく、嫌なことには向き合わず逃げることを選んでしまうクズ男っぷりを長谷川が見事に演じている。そして、ミタとの交流によって父親として成長していく姿にも注目だ。

放送当時、最終話の視聴率は40%(※)を記録し、ミタの口癖でもある「承知しました」「それは業務命令でしょうか」「それはあなたが決めることです」という決め台詞は大流行。劇中では随所でミタの名言が飛び出し、たびたび話題となった。

現在TVerでは、第1話~第6話が配信中、第7話~第11話は3月27日(水)に配信予定。

また、「俳優特集」では、長谷川の出演作品を集めた「長谷川博己ドラマ特集」も実施中。『運命の人』(TBS系、2012年)、『小さな巨人』(TBS系、2017年)、『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系、2014年)なども期間限定で無料で楽しむことができる。※作品によって配信期間は異なる。

なお、長谷川が主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系、毎週日曜21:00~)が4月よりスタートする。

(※)視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯