ミニカー3000台の収集家、生産数が少ない「香港トミカ6台」を鑑定依頼に

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ミニカー3000台の収集家、生産数が少ない「香港トミカ6台」を鑑定依頼に
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開運!なんでも鑑定団』(テレ東系、毎週火曜20:54~)が2月27日に放送され、国内ではあまり出回っていない「香港トミカ6台」が紹介された。

愛知県在住の77歳の男性の依頼品は「大判と小判3枚」。6年前カラオケ喫茶で出会った、いくつかの会社を経営する社長・ケンちゃんから「友達になった証」としてもらった。万延大判と小判の元文、文政、天保の4枚。男性は、ケンちゃんの入手経路を「親父さんが僕と同じように(古銭を)収集してたそうです」と説明。スタジオゲストの松村雄基は時代劇への出演回数が多いため、古銭を見る目も肥えている。その松村は、「大判は(文字が)墨で書いてある。ちゃんとハゲているんですよ」と、印刷ではなく直筆であろう点に目を付けた。

本人評価額は「300万円」。それに対して算出され鑑定額に、男性は微妙な表情になる。鑑定にあたった「銀座コイン」会長は「この3種類(小判)に関してはすべて本物です」と、3枚それぞれについた金額を発表していった。ところが、大判に関しては意外な結果。それでも男性は「こんないい思いをしたことは人生で初めてです」と満足げだった。

今回「出張 なんでも鑑定団」は、山梨県山梨市から届けられた。ミニカーを3000台余り収集する58歳の男性が登場すると、その数の多さに驚いたコーナー司会の原口あきまさが「集めるきっかけってあったんですか?」と質問。男性は「子供もを連れてデパートに行ったときに、おもちゃ売り場にさしかかったときに1台のミニカーが輝いて見えたんです」と答えた。依頼品は「香港トミカ6台」。トミカは本来日本の製品だが、1971年に国内生産が追いつかず、1年間だけ香港の工場で製造された。生産数が少ないため、男性はコンプリートに15~16年もかかったという。本人評価額は、手に入れるために費やした価格と同じ「12万円」。すべて箱があり、状態がいい6台に高額鑑定が期待されたが……。

次回は3月5日に放送される。