妻夫木聡演じる医師&渡辺謙演じる余命宣告された患者が「人は何のために生きるのか」を模索する旅へ「考えさせられた」

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妻夫木聡演じる医師&渡辺謙演じる余命宣告された患者が「人は何のために生きるのか」を模索する旅へ「考えさせられた」

妻夫木聡渡辺謙がW主演を務めるテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』が、5月6日に放送。その内容に「考えさせられた」という声がSNS上に多く上がった(以下ネタバレが含まれます)。

余命3か月の宣告を受けた患者・成瀬翔(渡辺)。「苦しむくらいなら、今すぐ死にたい」と内科医・佐倉陸(妻夫木)に言うと、陸は「死ぬ前に生きませんか?」と“死ぬ前にしたい10のこと”を書けと成瀬に提案する。しかし、成瀬はやりたいことが全く思いつかない。ただ「風を浴びてみたい」と言うので、陸はその願いを聞き入れ、2人乗りでバイク旅に出かけることにする。

その際、成瀬は病院に一時退院届を提出。一方陸は辞職願を出していた。さらに、病院からカリウムを持ち出しており、そのカリウムは「飲むとすぐに楽になれる薬」だった。

陸は、医者が医療を通して寿命を引き延ばすことに疑問を抱いており、死を選択しても良いと考えていた。だが、旅を通して成瀬のことを知り、成瀬がいざ「もういいだろ……」とカリウムの処置を希望すると「おっさんがいなくなるのは嫌だ」と涙を流し……。

人生最後の旅を通して「人は何のために生きるのか」を模索した2人。SNS上では「生きると同様に、死ぬ選択もできたらいいのに」「素晴らしい作品だった」という感想が上がっていた。