King & Prince高橋海人、テレ東ドラマ初主演!1995年の渋谷を駆け抜けた高校生たちの熱き青春群像劇『95』

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King & Prince高橋海人、テレ東ドラマ初主演!1995年の渋谷を駆け抜けた高校生たちの熱き青春群像劇『95』

高橋海人King & Prince)が、テレビ東京開局60周年連続ドラマ『95(キュウゴー)』(テレビ東京系、4月クール、毎週月曜23:06~)で主演を務めることがわかった。

原作は、「イノセント・デイズ」で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真が、受賞後第一作目として最大級の熱量で綴った最強青春小説。大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語となっている。

主演を務めるのは、テレ東ドラマ初出演&初主演の高橋。King & Princeのメンバーとして活躍するほか、2022年には、出演映画『アキラとあきら』『Dr.コトー診療所』が立て続けに公開。また、ドラマでは2022年放送の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日)、2023年放送の『だが、情熱はある』(日本テレビ)に続き本作で3作連続の主演となるなど、俳優としても活躍の幅を広げている。

そんな高橋が今回演じるのは、1995年という時代を全力で駆け抜けた高校生・広重秋久、通称Q(キュー)。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が起き、「人はいつか死ぬ」「生きるってなに?」「世界はいつか終わってしまう」そんなことを肌で体感させられたその年に、ただひたすらに生き、仲間とともに青春した高校生を熱く演じる。

脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』(2013年)で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平。監督は映画『アルプススタンドのはしの方』(2020年)『女子高生に殺されたい』(2022年)などを監督した城定秀夫が務める。

1995年頃に流行ったファッションや音楽、漫画やドラマ、ポケベルやテレホンカードなど、当時高校生だった大人世代にとってはどこか懐かしさを感じられ、当時を知らない現代の若者にとっては新鮮に感じられる90年代の世界観を描く演出にも注目だ。

また、1995年の渋谷のそこら中にいた「チーマー」と呼ばれる集団が登場するのだが、そんなチーマーたちとのケンカのシーンのために、高橋はクランクイン前からアクション練習を重ねて撮影に挑むなど気合十分。キャスト・スタッフが高い熱量をもってお届けする『95』に期待が高まる。

高橋演じる秋久をチームに誘い入れる翔太郎やその仲間であるマルコ、レオ、ドヨン、そして秋久の淡い恋の相手でもあるセイラを演じる豪華共演者の情報は、近日公開予定とのこと。続報にも注目だ。

<高橋海人/Q(広重秋久)役 コメント>
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。

オファーをいただいた時は、シンプルにやってみたいという感覚でした。最初にプロットを読んだ時に、あまりこういう作品ってないよなと思いましたし、内容もとがっていて周りに媚びていない感じがあり、分かりやすく説明するのではなく、心で感じてもらうような作品になるんだろうなと思いました。

――演じられる役どころについての印象をお聞かせださい。

秋久は、同級生の中でもカリスマ的存在の翔太郎をはじめ、かっこいい仲間たちに囲まれて過ごすことになりますが、僕もすごくかっこいいメンバーに囲まれて今まで生きてきたので、みんなと同等になれるように頑張って立ち向かっていく感じが自分と似ているなと思います。でも、もし何か違う時があったらその時は自分の意志はちゃんと持っていないとなっていうところとか、噓をつかずちゃんと自分の核を持っているところがきっと秋久の魅力的なところで、素敵だなと憧れもあります。演じていてとても楽しいです。

――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。

撮影現場もとても楽しいです。実際に現場に入って演じてみて、何回も台本を読んでいくと、当初イメージしていた秋久とは違う秋久がどんどん出てくるんです。それをスタッフの皆さんと話し合いをして、構築していっています。共演者の皆さんとも、チームでいる時とかは「ここ俺こういくわ」っていうのがあったり、察したりだとか、本当のチーム感があっていいなと思っています。結構わいわい・ほのぼのしているのですが、“まじでぶつかるシーン”とかは、怪我のないように、どうやったらかっこよくみえるかをみんなで話し合いながらストイックに集中してやっているので、すごく充実しています。

――今後の撮影への意気込みをお願いいたします。

最初にお話しをいただいた時から、僕自身「やりたいからやる」という思いで、僕以外の皆さんもたぶん「出たいから出る」と思ってくださっているでしょうし、本当にいいものを作りたいと思って集まっている皆さんなので、その気持ちのまま最後まで駆け抜けたいです。とにかく秋久を丁寧に丁寧に演じて、かっこいい人になれるように頑張りたいなと思います。

――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。

今の時代、衝動的に体が先に動いてしまったり、心からぶつかりにいこうと思うことだったり、そんな気持ちからどんどん遠ざかっていると思うんです。便利なものが増えていくぶん、そこに頼ってしまうし。だからこそ、95年の気持ちでどんどん突き進んでいく登場人物たちを見ると、気づかされることだとか、自分にあらためて問いただすこととかが、毎話感じられるような熱い作品だと思うので、95年を知っている方たちはもちろん、年代問わず、僕と同世代の方や学生の方にもみてほしいなと思います。

<原作者・早見和真 コメント>
その年は、阪神・淡路大震災があり、地下鉄サリン事件がありました。「ウィンドウズ95」が発売され、若者たちがうっすらとノストラダムスの大予言を信じていました。そんな1995年に、渋谷という街を生きた高校生の物語です。若い読者に「本当にこんな時代があったんですか?」と、何度も尋ねられました。この作品を熱烈に愛してくれるのも、意外にも95年生まれ前後の若者に多いです。 『95』はとても大切な作品です。その大切という思いを、熱を、城定監督をはじめとするスタッフの、高橋海人さんを中心としたキャストの、そして視聴者のみなさまと共有できれば、こんなに嬉しいことはありません。

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