志田彩良“真理子”「裏切り飯」のハンバーグに秘められた親子の思い出を語る

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志田彩良“真理子”「裏切り飯」のハンバーグに秘められた親子の思い出を語る

志田彩良が主演を務めるドラマ『こんなところで裏切り飯』(中京テレビ、毎週木曜25:04〜)の第5話が2月15日に放送。志田演じる小野寺真理子の隠された過去が明らかとなった(以下、ネタバレを含みます)。

榊原総一朗(伊武雅刀)とともに自身の地元である福岡のレストランを訪れ、ハンバーグを注文した真理子「福岡まで来てハンバーグか……それこそ、どこだって食べられるじゃないか」とこぼす榊原に「ハンバーグはここじゃないとだめなんです」と返すが、その表情はいつもと違い、寂しげだった。

榊原は「ずーっと気になっていたんだけどね……どうして君はそう、全国の美味しいものに詳しいんだ。聞かせてくれないか?」と真理子に問う。真理子はいつも持ち歩くノートを開きながら、過去の話を打ち明ける。

トラック運転手の父に男手ひとつで育てられた真理子。食事はいつも外食だったが、父は真理子を寂しがらせまいと仕事のかたわら全国の美味しい店をノートにまとめてくれたのだった。やがて高校生になった真理子は東京の難関大学を受験。努力の甲斐あって真理子は見事合格を果たすが、その裏で父は過労がたたり、事故で急逝してしまう。今日のハンバーグは、親子の思い出が詰まった、真理子にとって大切な食事だったのだ。

話を聞き「そうだったのか……」と思わず言葉を失う榊原。目に涙を浮かべながらハンバーグを勧める真理子に「たまらんちゃけどぉ〜」とモノマネでおどけてみせ、真理子に笑顔が戻る。勢い余って顔にソースが飛んでしまった榊原はふとトイレへ立ち、席は真理子だけに。すると真理子の眼前に突然父が現れて……。

次回、第6話は2月22日に放送。榊原の娘を名乗る女性が突然現れ、15年ぶりの親子再会を果たすことに。2人の大事な食事のセッティングを任された真理子は、横浜中華街にあるちゃんぽん屋のナポリタンを案内する。

なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では予告編のほか、舞台となった店をYouTuber・しやごちゃんが食べ歩く「聖地巡礼Vlog」を限定配信中。