ホラン千秋、中川大輔と悩めるカップル熱演!“志織&康彦”の今後の行方は…?【連載PERSON】

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ホラン千秋、中川大輔と悩めるカップル熱演!“志織&康彦”の今後の行方は…?【連載PERSON】

人生に影響を与えたテレビ番組を軸に、出演作品の話題からその人のパーソナルな部分にも迫るインタビュー連載「PERSON~人生を変えたテレビ番組」。今回は、小池栄子さんが主演を務める水曜ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)に出演するホラン千秋さんです。

ホランさんは6歳の時からキッズモデルを始め、高校在学中の2005年にスーパー戦隊シリーズ第29作『魔法戦隊マジレンジャー』のナイ役でテレビドラマ初出演を果たします。その後は大学進学、在学中にはアメリカ留学も経験し、卒業後はタレントとして活動。2017年にTBS系列の報道番組『Nスタ』のキャスターに就任して注目を集めました。キャスターだけでなく、バラエティやドラマでも活躍するホランさん。『コタツがない家』では主演の小池さん演じる深堀万里江の後輩でウェディングプランナーの八塚志織を演じています。

『コタツがない家』は、『俺の話は長い』で「向田邦子賞」を受賞した金子茂樹さんが脚本を務め、会社社長兼カリスマウェディングプランナーの万里江が3人のダメ男たちとの日々にてんやわんやしながらも新しい家族の形を模索し、奮闘する姿を描く、笑って泣けるネオ・ホームコメディ。ホランさん演じる八塚志織は、中川大輔さん演じる徳丸康彦と同棲生活を送っていて、2人の恋の行方にも注目が集まります。

ホランさんに、小池さんや中川さんとの撮影秘話や、演技の仕事をする際のこだわりなどを聞きました。

「果たしてどこに向かっているのか」視聴者目線で今後の展開を模索

――八塚志織を演じるにあたり、最初に脚本を読んでどんな印象を持ちましたか?

考えていることがそのまま表に出てしまう、素直なキャラクターだなと思いました。我慢しなければと思いつつも、思ったこと、感じたことが隠しきれずに出てしまうタイプ。小池さんが演じる万里江さんに憧れていて、家庭でも仕事でも幸せを手に入れたい、頑張り屋さんです。大好きな彼氏もいて、結婚式をあげたいという夢もある。でも、肝心の相手が結婚に後ろ向きで、悩んでいるところがリアルに感じられました。

――小池さんとは現場でどのように接しているのでしょうか?

小池さんは常に自然体な方です。その姿を見てみんなも自然と役に入れてしまうみたいな。みんなが肩肘張らずにいられる雰囲気を現場で作ってくださるという感じです。何気ない雑談から仕事の話まで、何でも気兼ねなく本音で話してくださるし聞いてくださるので、お会いするのがいつも楽しみなんです。演者もスタッフさんもみんな小池さんのことが大好きですし、リスペクトされています。

――康彦とは同棲はしているけど、様々な問題を抱える間柄でもあります。2人の関係はホランさんからみるとどのように映りますか?

同棲はしているけど、今のところ恋人たちらしい幸せなシーンやカットがないんですよね。今まで撮影したところまでを振り返ってみても、ずっと別れるかどうかギリギリ瀬戸際のカップルの会話をし続けていて、幸せ感がゼロ(笑)。でも、カップルだったら、こういう場面、こういう気まずい雰囲気になることあるよねというシーンが、“あるある”のようにたくさん詰まっていて共感しながら見ています。

――中川さんにはどのような印象を持たれましたか?

中川さんはゆったりまったりというか、ふわふわしている方なんです。中川さんの雰囲気がそのまま康彦とかぶる部分もありますね。だから役作りの上でこうしようと2人で話し合うことは特にしていません。お互い自然な雰囲気で、そのまま康彦と志織の関係性が表現できていると思います。すごく癒しの雰囲気も持った方で、マネージャーさんと「中川くん、笑顔からマイナスイオンが出てるね」と話しています(笑)。

――第3話では、志織が康彦に結婚をしたいとぶつけました。第5話では、志織と康彦の関係に新たな進展がありますね。

志織は、本当は結婚したいけど、結婚を迫って彼を失うくらいなら私が我慢すればいいというスタンスで康彦と暮らしてきたと思います。でも“本当は結婚したい”という本音が万里江さんにはバレバレで(笑)。背中を押されたこともあって、第3話で覚悟を決めて一度腹をくくります。どんな未来が待ち受けていようと、私は康彦と結婚したいんだということを伝えようって。第5話で、康彦の姿勢にも変化があるのですが、その時の志織のスタンスとしては、自分は伝えるべきことを伝えたので、康彦が答えを出すまでは温かく見守っていようって。

――志織の恋愛観とホランさんの恋愛観で似ているなと思える部分はありますか?

外では強気な発言が多いんですけど、本当に大切な人に対しては意外と不満やモヤモヤを言えないところは似ていますね(笑)。核心に触れてしまうと、今ある幸せをも失ってしまうかもしれない。だったら自分が我慢して、このままでいる方がいい。志織もそんな怖さがあったのかなって。そこまでは似ていると思います。でも、いざ核心に触れてしまった時は、私ならそこから堰を切ったように鬼詰めすると思うんですけど、志織は煮えきらない彼を見てもなお、全く詰めないんです。優しすぎますよね。そこは違うなと思いました(笑)。

――今後の見どころを教えてください。

まだ最終的にどうなるかを私も知らないんです。2人の関係もどうなるかわからない。私は独り身になるのか、康彦とゴールインするのか、はたまたそこに師島(澄彦/オクラホマ河野真也)さんが入ってくるのか……。

――ホランさんも志織と康彦の結末をまだ知らないのですね。

私たちの結末もそうですし、深堀家も何をもってゴールになるのか、全く予想がつかないです。果たしてこのドラマはどこに向かっているのか。それぞれの幸せの形や人生の選択みたいなものをきっと今後見られると思うので、みなさんと一緒にハラハラしながら楽しみにしています。予想外のことがきっとたくさん起きると思います。その予想外を楽しみながら一緒に見守っていただけたら嬉しいです。ちなみに私はここまで予想できた展開は一つもありませんでした(笑)。志織の運命は脚本の金子茂樹さんと、制作陣の皆様の手中にあります。

役者業やバラティなど幅広く仕事をこなす上で自分らしさを重視

――ホランさんがタレント活動をする中で、すごく影響を受けたなと思う番組はありますか?

昔は、タレントという仕事は自分には絶対できないと思っていました。瞬発力で誰かを笑わせたり、機転が利くことを言ったりということがとにかく難しすぎて(笑)。タレントさんや芸人さんの技術に圧倒されてしまい、高校生の時に一度だけ出演したバラエティの収録で、「私はバラエティに向いてないからもう絶対に出ない」と思っていたくらいです。

バラエティ番組を“仕事”として見たという意味では、影響を受けたものはないと思います。まさか自分がその世界で仕事ができるとは思っていなかったので。なので、純粋に一視聴者として楽しんでいただけですね。小さい頃に『爆笑オンエアバトル』や『エンタの神様』など、たくさんあったお笑い番組は好きで見ていました。人を笑わせるのはすごいなって。自分がバラエティ番組に関わっている未来を想像したことはなかったですが、お笑い番組はいつも身近にあって、「お笑いって強烈に人を明るく楽しくさせる力があって面白そうだな」と思っていました。

――自分が芸能界でやっていく上で参考にした方などはいますか?

参考にしようと思っても、皆さん本当に唯一無二の個性すぎるので、真似できないんですよね。強烈な才能や個性を目の前にして「あの人みたいにやってみたい」と思っても全然できない。参考にしたくてもできないんです。その人にしか出せない雰囲気なので。お芝居だと役を背負いますが、タレントで出る時は“自分”でしかない。なので、本来自分が持っている以上のものは出ないんです。もちろん中にはキャラを背負って出ていらっしゃる人もいますが、キャラを背負うってすごく難しいんです。やり切らなきゃいけないし、一貫していないといけないですし、相当緻密な計算と頭の良さがないとできないものだと、間近で見ていて思いましたね。

なので、すごいなと思う人はもちろんいますが、人を参考にしてもその人にはなれないので、自分ができることをきちんとやろうと、地道に仕事をしています。この人の路線を真似してみようというのはあまり考えたことがないです。

――タレント業をしながら演技の仕事もしていて、ポジションがすごく広いなという印象を受けます。

うまくいかなかった過去があるので、演技の仕事をする時はいつもすごく怖いです。役者としてやっていきたいと思っていた時期もありましたが、それが叶わなかったという挫折故に(笑)。幸運なことにバラエティなどの番組で皆さんに知っていただくようになって、またお芝居をやりたいと思った時に、「やっぱり上手くいかなかったらどうしよう」という不安はありました。今回レギュラーでドラマに参加するのも7年ぶり。久しぶりすぎてドキドキの撮影ですが、まずは現場でやるべきことをしっかりやるというのを心がけて取り組んでいます。

――バラエティの仕事をする時はどんなこだわりを持って仕事をされていますか?

バラエティは、一見すると企画が究極的にくだらない時もあるかと思うんですが、それを見てくれた誰かが笑って、その人の1日とか、一瞬でも明るくできたらいいなと思いながらやっています。私自身もバラエティ番組を見て笑って、元気をもらった過去があるので。たくさんの個性が集まる現場で、ここでは私は何を求められているのかなということは常に意識して取り組んでいます。

――TVerのお気に入り機能は活用していますか? もしお気に入り登録している番組があれば教えてください。

自分が出ている番組は全部お気に入りにしています(笑)。1回でも再生回数が上がったら嬉しいので、『コタツがない家』もTVerで3、4回は見ています(笑)。

取材・文:名鹿祥史
撮影:フジタヒデ

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