『ラストマン』福山雅治“皆実”と大泉洋“心太朗”の絆と最後のかけ合いに「最高のラスト」【ネタバレあり】

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『ラストマン』福山雅治“皆実”と大泉洋“心太朗”の絆と最後のかけ合いに「最高のラスト」【ネタバレあり】

福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系、毎週日曜21:00~)の最終話が、6月25日に放送。すべての真実が明らかになる感動のラストに、ネット上では関連ワードがトレンド入りするほどの盛り上がりを見せた(以下ネタバレが含まれます)。

41年前の事件を追う皆実広見(福山)と護道心太朗(大泉洋)は、かつて心太朗の実父・鎌田國士(津田健次郎)と、皆実の母・勢津子(相武紗季)が交際していたことを2人と同じ料亭で働いていた女性から聞かされる。しかし、仲居として働いていた勢津子は、不動産業を営む常連の誠(要潤)に見初められて結婚。鎌田は勢津子の幸せのために、身を引いていた。

皆実たちが捜査を続ける中、事件の黒幕とされていた政治家の弓塚敏也(石橋蓮司)が強制捜査を受けて失脚。弓塚の不正に関する資料を特捜部に渡したのは、心太朗の育ての親で元警視庁長官の清二(寺尾聰)だった。

事件は解決したかに見えたが、皆実は心太朗の兄・京吾(上川隆也)を呼び出し、ある考えを明かす。それは、清二が41年前の事件に深く関わっているというもの。余命幾ばくもない鎌田が移送された病院で、皆実たちは寝ている鎌田に薬剤を投与しようしていた清二を止める。

そして、真相にたどり着いていた皆実は、事件に至る過程について話し、自分と心太朗が鎌田と勢津子の実の子供であることを告白。41年前の事件は、その事実を知った誠が勢津子と少年の皆実を亡き者にしようと起こしたものだった。当時、誠と協力関係にあった清二は現場に赴くも、皆実を助けるために誠を殺害。清二は一命を取り留めた鎌田に対し、事件について黙っていることを条件に、心太朗を養子として引き取ることを約束していた。

すべての真実が明らかになり、心太朗は清二に手錠をかける。そのとき、鎌田が目を覚まし、心太朗と共に側に近寄った皆実は「私は広見です。あなたの息子の広見です」と声をかけ、「安心してください。私たちは幸せでした」と告げるのだった。

ラストはアメリカに帰る皆実と心太朗の“兄弟”によるやり取りが繰り広げられ、ネット上では「涙が止まらない」「大号泣した」「最高のラスト」などの声が寄せられた。

なお、現在TVerでは、第1話~第3話も配信中。