瀬戸康史“小説家・ジン”、フランスでの講演依頼も飛行機に乗るのが恐怖で…

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瀬戸康史が主演を務め、上野樹里が共演するスペシャルドラマ『私小説-発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-』(テレビ朝日系※一部地域で放送時間が異なる)の前編が、4月7日(金)23時15分から放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

普遍的な愛の尊さを切なくも温かく綴り、日本中を感涙させたファンタジー恋愛小説「いま、会いにゆきます」。2003年に発刊され、翌年公開の映画も興行収入48億円の大ヒットとなった、あのベストセラー作品を生み出したのが恋愛小説家・市川拓司。発達障害を抱え、社会生活で数々の困難に直面しながらも、この傾いた個性があったからこそ強くなり、小説家になれたという。さらに、彼がさまざまな苦難を乗り越えていく上で絶対になくてはならない存在――それが高校時代に出会って以来ずっと支え続けてくれた妻だった。

本作は、そんな市川夫婦が実際に育んできた愛のかたちを基に、発達障害を抱える夫と、彼に寄り添い続ける妻の純愛物語を描くスペシャルドラマ。

<前編あらすじ>
愛の言葉を世界に広めたい――そんな純粋な思いのもと、日々筆を走らせる小説家・伊佐山ジン(瀬戸)。“恋愛小説家”として世間から大きな注目を集める彼だが、実は発達障害を抱えており、その心と体は人一倍繊細……。無作為に人々から発せられる悪意に触れたりすると耐えきれず、心身共に乱れてしまうため、家からほとんど出ない生活を送っている。

そんな彼の傍らには、いつも妻・優美(上野)の姿があった。愛してやまない人と寄り添って紡ぐ、ささやかな日常――それはジンにとっても、優美にとっても、かけがえのない宝物であり、人生の原動力となっていた。

そんなある日、ジンのもとへフランスの出版社から、現地での講演会と取材の依頼メールが届く。ずっと前に優美が素敵だと言っていた名所モン・サン・ミッシェルにも行くことができると知り、笑顔をのぞかせるジン。だが、遠く離れたフランスへ行くには飛行機に乗らなければならない。轟音と共に飛ぶ飛行機を想像した瞬間、ジンは極度の息苦しさを覚えて倒れてしまう。

しかし、その夜――。講演会の依頼があったことなどつゆ知らず、テレビで流れたモン・サン・ミッシェルの映像を見てうっとりする優美の姿を、ジンは目の当たりにする。自分のせいで旅行にも行けない優美。その心に思いを馳せ、胸を痛めたジンは突発的に、フランスの出版社からの依頼を受けることを決意! 

ジンにとって飛行機での移動は大きな負担となるため、優美は断った方がいいと考えるが、ジンは「優美とフランスに行きたい」と言い、快諾の返事を送ってしまい……!?

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