森田哲矢（さらば青春の光）と若槻千夏がMCを務めるTVerオリジナル番組『褒めゴロ試合』（隔週土曜10:00〜レギュラー配信）の「町焼肉」回（#5）が配信中。収録終了後、森田、若槻、番組プロデューサーの佐久間宣行、そして「褒めリスト（語り手）」として出演した大島由香里、亀田興毅、フォーリンデブはっしー、松口（マンマーレ）の4人が取材に応じた。
食べ物や趣味など、毎回設定されるジャンルのことを大好きな著名人が集まり、褒め合ってもらう本番組。そのジャンルをどれだけ上手に褒めることができるのか？ 愛情はもちろん語彙力や情報量も試されるため、「褒めリスト」の熱量も味わえる。
今回のテーマは、ほとんどの人が行ったことはあるけれど、詳しくは知らない「町焼肉」。褒めリストが褒めれば褒めるほど、「町焼肉」の魅力が湧き出る場面が多々生まれたこともあって、佐久間Pは「はっしーがすごいのは知っていましたが、元フジテレビの大島アナ、焼肉屋店員の松口さん、そしてなんと言っても亀田さんと、他のメンバーも強烈でとてもいい回になりました」と4人のケミストリーに大満足の様子。
一方、森田はテーマのキャッチーさから「何も考えずに見られる回かなと思います。なんやったら、これが第1回の方が良かったかもしれない（笑）」とコメント。若槻は「これは約束しますけど」と前置きした上で「番組で紹介された店は、（レギュラー出演中の）『ラヴィット！』で必ず紹介します！」と宣言して笑いを誘った。
本編では、焼肉へのこだわりはもちろん、VTRを通しておすすめ店を紹介したり、4人それぞれが自分なりの「町焼肉愛」を語り合ったりしたことから、褒めリスト自身にも“新たな視点”が生まれた回に。
豊富な知識で番組を引っ張ったはっしーは「VTRでは、渋いお店を紹介したんですが、じつは、みなさんがあんなに食いついてくださるとは思っていなかったんですよ。あれだけ盛り上がったのは、キラキラしているSNS時代の中で、改めて町焼肉のレトロ感や素晴らしさを再認識できたからではないか、と思っています」と興奮気味に述べた。
「ここまで焼肉のことを話せる機会がないので、アツくなりました」と語ったのは、若手芸人ながら奮闘した松口。「最後まで走り切れたのは、みなさんのおかげ」と感無量の表情を浮かべた。そして、巧みなワードセンスとエピソードで爆笑をかっさらった大島は「焼肉ってみんなだいたい好きだけど、『町焼肉』がテーマだったのが、すごく良かったなと思いました。町焼肉って、肉だけじゃなくて、“人との記憶”がセットになって思い出になるから、そういったものが垣間見られましたよね」と振り返った。
ボクサーとして名を馳せた亀田は、褒めリストたちの知識量にノックダウン寸前に？「『肉王』を目指す亀田興毅としては、最近あぐらをかきすぎていたなと反省しました。（収録中は）『浪速乃闘拳（浪速の闘犬）』が『浪速のかませ犬』になってましたね（笑）」と自嘲しつつ笑みをこぼした。
佐久間Pは「普通のグルメ番組では出てこない、ガチのおすすめ町焼肉店が続々出てきます。僕もいくつかメモしました。そして圧倒的実力者のはっしーさんに、意外な形で応戦するほかのメンバーに大笑いできると思います。亀田興毅さんの見たことのない表情も見られますよ！」と見どころを語る。
森田が「ただただヨダレを垂れ流しながらみなさんに見ていただける回。各々の褒めが入っているのもポイントです」と述べると、若槻は番組を視聴する“時間帯”について警告。「今回は夕方に見てほしいですね。見たあと、そのまま“焼肉の口”で町焼肉にかけこんでほしい。夜中とかに見ちゃうと、肉のことで頭いっぱいになっちゃうと思います」と注意を促した。
また、はっしーは「焼肉好きの方はもちろんですが、ふだんあまり町焼肉を食べに行かない方でも、番組を見ていただくと、“これだけ情熱を注ぎ込めるものだ”と気づけると思います。それぞれの視点での焼肉話も盛りだくさんなので、みなさんにとって、いろいろな面から焼肉を見る機会になるはずです」と熱弁。
松口が「汚い言葉ですけど『焼肉バカ』が集まっています（笑）。そのバカさ加減を面白おかしく楽しんでいただければ」と語った際には、大島が、収録中に敵意を向けたことを謝罪。「番組の中で（松口が）『デートで焼肉に連れて行くと……』という話をしたときに、散々バカにしちゃったんですけど、一周回って考えると、確かに町焼肉へデートに行くと、その人の人間性が一気に見える気がするんですよね。前言撤回したいです（笑）」と謝った。
最後に亀田は、彼らしく"亀田節"をさく裂。「肉は身体に良いんですよ。肉は栄養価も高く食べると健康的になる。なので肉は世界を平和にする力がある。みんなハッピーになれる。ロースターの前で肉を焼きながら他愛もない会話が生まれ、食べると笑顔が溢れます。ピース（PEACE）です！」と笑顔を見せていた。
