古川凛演じる“ヤングケアラーの小学生”に栗山千明“向山”は面談を申し出るが…

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山崎育三郎が主演を務める『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~※一部地域で放送時間が異なる)第5話が、2月17日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

ただでさえ多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性を持つ発達障害=凸凹(でこぼこ)を抱えていたら――。郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、様々な生きづらさを抱える子供とその家族に真っすぐ向き合い、寄り添っていく姿を描く感動の医療ヒューマンドラマ。現在TVerで第1話が延長配信中。

前回第4話では、志保が学生時代のアルバイト仲間に発達障害であることを告白。当時迷惑をかけた際も優しく見守ってくれたメンバーたちは、今回のカミングアウトも受け入れ励ましてくれたのだが、志保としては、自分の努力を否定された気持ちにもなり、思わず感情をぶつけてしまった。そんな複雑な思いに揺れる志保に、SNS上では「深刻な問題」「答えがない」「複雑」とのコメントがあがっていた。

<第5話あらすじ>
向山和樹(栗山千明)は、佐山卓(山崎)のもと「さやま・こどもクリニック」で働くかたわら、小学校でスクールカウンセラーを務めている。向山は、ある日の教師たちとの会議の席で、6年生の足立茜(古川凛)の話を聞く。担任によると、茜は脳梗塞で右半身に麻痺が残ってしまった母・足立由香(奥菜恵)をひとりで面倒を見ており、もともと成績は良かったのだが、塾にも通えなくなり受験に失敗してしまったという。

ヘルパーさんには毎日来てもらっていることや、茜がしっかりした子だということで、教師たちはあまり気に留めないが、向山は茜との面談を申し出る。しかし、いざ面談をしても、茜は自分がヤングケアラーだという認識はなく、特に困っていることはないと言って、そそくさと切り上げてしまう。

学校側は家庭にあまり立ち入ることができないという理由で放置のスタンスだが、向山は気がかりだということを遠野志保(松本)に話していたところ、それを聞いていた佐山から後押しされ、茜との面談を継続することを決意。向山がこれだけ茜のことを気にかけるのには、スクールカウンセラーとしてだけではなく、向山のある過去にも関係していた。

そんなある日、茜はヘルパーさんから洗濯物を取り込むように言われるが、いつの間にか寝落ちしてしまう。夜中に目覚めた時には、雨風で洗濯物は泥だらけになっており、さらにベランダには物が散乱。しかし、片付ける間もなく母の介護が待っていた。翌日、向山は茜が学校を休んでいると聞き、心配になって茜の家を訪ねたところ、家の中から大きな物音が聞こえる。向山が急いでベランダに向かうと、茜がぐったりと倒れていて……。

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