仲野太賀“哲郎”の予想不可能な結末に注目!『ジャパニーズスタイル』最終話

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仲野太賀が主演を務める土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系、毎週土曜23:30~※1時間スペシャル)の最終話(第9話)が12月24日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。「虹の屋」を舞台とした哲郎(仲野)と旅館の個性的な面々の巻き起こす最後のドタバタ劇にぜひ注目してほしい。放送を前に、第9話の見どころや押さえておくべきポイントを紹介していく。

『ジャパニーズスタイル』は、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口とエレベーターのみを再現した本格セットを舞台とし、有観客で“ほぼ本番一発勝負”の演技を披露するという新感覚のコメディドラマ。「虹の屋」の三代目である社長の柿丘宗八(ベンガル)に反発して家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた柿丘哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たし、旅館の面々を巻き込んで引き起こすドタバタ劇を描く。

最終話では、またまた家出をしてしまった哲郎が一年ぶりに「虹の屋」に帰還するところから物語が始まる。旅館で働く者たちからすれば許されざる身である哲郎だが、仲居頭の浅月桃代(檀れい)やその息子・凛吾郎(石崎ひゅーい)、潔癖症の支配人・影島駿作(要潤)、ナゾ多き料理人・浮野奏太(しずる・KAƵMA/KAZMA)、水質管理責任者・梅さんこと梅越一二四(柄本明)に、なぜか快く受け入れられる。そんな桃代らをあやしむ哲郎だったが、彼らから宗八が旅館の売却を目論んでいることを聞かされ、旅館の売却を阻止するよう話を持ちかけられる。

最終話とあり、めまぐるしく様々なエピソードが飛び込んできて、物語の展開から目が離せない。今回は1時間スペシャルだが、テンポ良く、あっという間に時間が過ぎてしまう。個々のエピソードも印象的で、寺門・ルーシー・数子(市川実日子)が記憶喪失男“ザ・ピアノマン砂田”からプロポーズを受けたり、ゴルフから帰ってきた宗八がキャディーの尾崎夜余代(宮澤美保)と恋仲になっていたり、哲郎は哲郎で、旅館の面々を前に突然の結婚報告をして驚かせる。

仲野の演技は最終話ということもあるのか、いつも以上にパワフルで、コミカルで、情熱的に見える。番組終了後にエンドロールとともに流れるおなじみのメイキング映像では、そんな仲野の撮影中の様子や、座長としての意気込みが伝わるような気持ちのこもった演技を見ることができ、思わず胸が熱くなる。

宗八を演じるベンガルのとぼけた演技も見ごたえたっぷりで、哲郎に絡んでいく要や柄本、市川といった、個性溢れる旅館の面々の演技にも魅せられる。終盤には思ってもみなかったような驚きの展開があり、ラストシーンまで二転三転する展開にびっくりしたり、思わず笑ってしまったり。仲野の熱演はもちろん、この愛すべき「虹の屋」のドタバタ劇がどのように終焉を迎えるのか、ぜひ確かめてほしい。

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