原田泰造“広瀬”は冤罪!?玉森裕太“諏訪野”は最後の謎に挑む!

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玉森裕太Kis-My-Ft2)が主演を務める土曜ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の最終話(第10話)が、12月17日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

患者のすべての情報が書き込まれているといっても過言ではない診療録“カルテ”。研修医・諏訪野良太(玉森)が研修先の様々な科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによってそれぞれに問題を抱えたワケありの患者たちと真摯に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破るハートウォーミング・ミステリー。現在、TVerでは、前半ダイジェストが配信中。

前回第9話では、諏訪野良太(玉森)の実父・広瀬秀太(原田泰造)と義父・幸一(矢柴俊博)の思いが描かれ「泣けた」「(どっちのお父さんの気持ちも)伝わってくる」とSNS上で話題となっていた。

最終話の舞台は緩和ケア科。人生の最終章に差し掛かった患者たちの苦痛と向き合う指導医・窪啓太郎(高嶋政宏)のもと、初めて担当医ではなく、主治医を任せられた諏訪野。しかしその相手はよく見知った広瀬だった。主治医としてやりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてない」と静かに答える。

そんな中、「警視庁捜査一課 桜井公康」を名乗る男から聞かされる広瀬の意外な過去。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で7年間服役していたということ。それが冤罪の可能性があること。そして最後に「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」――。自分自身に隠された真実にたどり着いた諏訪野。広瀬が抱えた罪を前に、諏訪野は主治医として、息子として、最後の謎に挑む。

そんな最終話の見どころシーンのメイキング映像が解禁。約4か月の撮影期間で育まれた絆を思わせるシーンも。

<最終話(第10話)あらすじ>
諏訪野良太(玉森)は緩和ケア科で最後の研修を受ける。指導医の窪啓太郎(高嶋)から広瀬秀太(原田)の主治医に任命された諏訪野は、ベッドの上の広瀬に、やりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。

昼、研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がる。みんなは既に研修終了後の行き先を決めているようだが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、「諏訪野良太さんですよね」と、男から声を掛けられる。男は「警視庁捜査一課 桜井公康」と書かれた名刺を出すと、「広瀬秀太さんのことで、ちょっとお話が」と切り出す。

諏訪野は桜井公康(山崎一)から広瀬の意外な過去を聞かされる。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で、7年間服役していたというのだ。驚く諏訪野に、桜井は「広瀬さん、冤罪かもしれないんです。金は盗んでいない可能性がある。もしそうだとしたら、取り返しのつかないことをしてしまった」。自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、面会してくれないという。「広瀬さんに、私に、刑事に会うよう言ってもらえませんか?」。なぜ自分が、と尋ねる諏訪野に、「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」。諏訪野に衝撃が走る――!

24年前、広瀬はビルの警備員をしていた。事件当日、広瀬の夜勤中に、ビルの最上階にある不動産会社の金庫から現金1億円が盗まれた。防犯カメラに、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていたことから、警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見。その際、広瀬が激しく抵抗し、捜査員の桜井に暴行したため、4月22日、現行犯逮捕されたのだった。

当時を知る冴木真也(椎名桔平)の話では、逮捕された広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。冴木の話を聞いても、「僕は、どうしたらいいんでしょうか」と諏訪野は頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる?」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は「俺が考えてあげる! 良太先生にぴったりの科!」とメモとペンを取り出して……。

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