松本人志、三陸の海に潜り続ける水中写真家に魅了されツッコむ「ズルいわ!」

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松本人志、三陸の海に潜り続ける水中写真家に魅了されツッコむ「ズルいわ!」
「クレイジージャーニー」を見る

水中写真家・鍵井靖章が、12月5日に放送された『クレイジージャーニー』(TBS系、毎週月曜21:00~)に7年ぶりに出演。東日本大震災から11年撮影し続けている三陸の海の変化や葛藤し続ける鍵井の思いに、SNS上では感動の声が上がった。

「週刊現代」で仕事を請け負い、震災から21日後の三陸の海を撮影した鍵井は「水中写真家として何かしらの役に立ちたい」という思いで当時、放射能が心配される三陸の海へ潜った。そこには、昨日まで使われていたであろう車や洗濯機、昭和天皇の写真や小学生の解答用紙などが沈んでいたという。

鍵井はその後も毎年のように三陸の海に通い、あの時の海がどのように変わっているのか、人工物が朽ちていく姿を同じ場所で撮影するとともに、その中で暮らす海の生き物たちをカメラに収めている。実はこれこそが鍵井のこだわりで、三陸の海を撮影しはじめた最初のテーマは「海中に沈んだ人工物と生き物」だったと明かす。

一方で鍵井は、「震災の海を撮影してきたことは本当に正しいのか?」「誰かの役に立っているのか?」とこの11年間、自問自答を繰り返してきた。そこでスタッフが「次の世代、震災を知らない世代に伝える意味でも、ものすごく感謝し助かっている」という鍵井の写真を見た地元の人の声を届けると、鍵井は「その人呼んできて、ハグするわ」とくしゃくしゃの笑顔を見せ喜ぶのだった。

スタジオの松本人志ダウンタウン)は、「鍵井さんズルいわ!」と、深堀りするほど鍵井がカッコ良く見えてくると言い「どんどん二枚目になっていくねんもん」とコメント。小池栄子も「一番女子が落ちるテクニックですよ」と同意し笑わせた。

SNS上では、鍵井の活動に「撮り続けて欲しい」「素晴らしい回」「泣いてしまった」「鍵井さんにしかできない」などのコメントが寄せられた。

なお、現在TVerでは、2015年に放送された鍵井の初出演回「神秘とロマンの沈船探索」や危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレスが出演した回が配信されている。

次回は12月12日に放送。