中井貴一“静”、映画監督夢見る若いがん患者への問いかけに「涙が止まらない」

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中井貴一“静”、映画監督夢見る若いがん患者への問いかけに「涙が止まらない」

​​岡田将生が主演を務める木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第​​7話が12月1日に放送。ネット上では、九鬼静(中井貴一)の“本音”を問いかける姿に感動する声が多くあった(以下、ネタバレが含まれます)。

がんの進行が速く、脳転移も見つかった三上礼(荒木飛羽)。治療も極めて困難な状態になっていた……。

礼は映画祭でシナリオ大賞を受賞したばかり。仲間たちと賞金で映画を作ろうとする中、母親・七海(青山倫子)から治療に専念するよう言われてしまう。礼は厳しい母親に抵抗せず、映画制作の夢を断念することに。そんな彼の気持ちを汲み取った静は、映画を作ろうと誘った。那須田歩(岡田)は静に「なぜあんなことを言ったのか」と怒りをぶつける。

静は礼と2人っきりになると「私も病気なんです」と告白。一方で、気丈に振る舞う礼をたたえながらも、苦しくなることがあるとポツリ。礼の中にある苦しさや恐怖を自分にぶつけて、本音をさらけ出してほしいとお願いした。

「礼くんの辛さや怖さ、僕が一番わかるつもりでいるから」と寄りそう彼に、礼は「なんで僕、病気に選ばれちゃったのかな? 静さん。僕まだ何も知らないし、何も見てないよ。やりたいことだってもっといっぱいあるんだよ」「せっかく映画作れるチャンスだってもらったのに……なんで今なの? なんで僕なの? 死にたくない。静さん悔しいよ。生きていたいよ」と吐露した。静が彼を優しく抱きしめる中、立ち聞きしていた歩は涙。礼のもとへ駆け寄って「映画作ろう」と語りかけた。

ネット上では、礼の気持ちに寄りそう静に対して「引き込まれる」「涙が止まらない」「温かい空気」とのコメントがあった。

最終話拡大スペシャルは12月8日に放送。倒れた静は以前から病状を把握し、死期が近いことも悟っていて……。

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