仲野太賀「拾われた男」原作・松尾諭と『ジャパニーズスタイル』で共演!

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仲野太賀が主演を務める土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系、毎週土曜23:30~)の第2話が10月29日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

テレビ朝日初となる“本格シットコム(シチュエーションコメディ)”が始動! 舞台となるのはさびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみ。その限られた空間で、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられていく。脚本は『俺の話は長い』『コントが始まる』などで知られるヒットメーカー・金子茂樹。また、監督は『にじいろカルテ』『和田家の男たち』などを手掛けた実力派・深川栄洋

前回第1話では、SNSでもトレンド入りし、「なんかわかんないけどめっちゃ面白い」「これがほぼ一発撮りとかスゴすぎ」などのコメントがあふれ、仲野を筆頭に市川実日子要潤、KAƵMA(しずるKAZMA)、石崎ひゅーい、そして檀れい柄本明といった人気と実力を兼ね備える各界のトップランナーたちが織り成す新しい芝居の表現は大いに盛り上がりを見せている。

温泉旅館「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた柿丘哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから物語は始まったが、なんだかんだと「虹の屋」に居座ることに。社長と女将が不在の旅館を支える仲居頭・浅月桃代(檀)はそんな彼を疎ましく思っていて……。そんな中、哲郎が所属していたバレー部のOB兼コーチの警察官・笹原(松尾諭)が「虹の屋」を訪れるが、なぜかナゾ多き料理人・浮野奏太(KAƵMA)の表情は曇ってしまう。

相変わらず、哲郎の持ち前のが光る場面も多数だが、今回は浮野に関する驚くべき過去が明かされる衝撃の展開が。また、そのことを執拗に推理する“2時間ドラマオタク”の支配人・影島駿作(要)の狂気ぶりも見逃せない。

そして、今回は、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)など、名バイプレイヤーとして多数の映画、ドラマで個性を発揮する松尾がゲスト出演。彼の実話をもとにした話題のエッセイ「拾われた男」がドラマ化された際に主人公を仲野が演じた縁もあり、冒頭すぐから2分半ほどの仲野とのやり取りは息もピッタリ! どちらも、リハーサル1日、翌日に本番というスケジュールで演じているとは思えない、丁々発止の演技合戦で物語をみごとに引っ張る。

松尾は「最初は嫌だったけど(笑)、実際やってみると楽しかった。太賀君はじめ、“チームジャパニーズスタイル”のテンポ感が凄い。裏でモニター見てたんですけど本当に面白かった。視聴者の皆さんにも、観客の一人になったつもりで見て楽しんでもらえるのではないでしょうか。10年後も見たいし、世界巡業もしてほしいね」と『ジャパニーズスタイル』の魅力を語った。

仲野も松尾との共演に「ちょっと変な感じでした。途中“あ、この人を演じてたんだ……”とふと思う時があって(笑)。でも本当に楽しかったです。このライブ感といいますか、舞台でもありドラマでもあるこのスタイルをぜひ楽しんでほしいと思います。10年続けるのは……今考えるのはきついです(笑)」と笑い交じりに松尾との共演を喜んだ。

<第2話あらすじ>
浅月凛吾郎(石崎)の仕事を手伝い、支配人・影島駿作(要)の車を洗車するなど、従業員に取り入ってなんとか 「虹の屋」に滞在を続ける柿丘哲郎(仲野)。そんな時、警察官の笹原(松尾)が、梅越一二四(柄本)の推すご当地アイドルがキャンペーンガールを務める飲酒運転撲滅のポスターを持って訪ねてくる。実は笹原は、哲郎が所属していたバレー部のOB兼コーチで、2人は12年ぶりの再会を喜ぶのだが、寺門・ルーシー・数子(市川)とオセロに興じていた浮野奏太(KAƵMA)の表情はなぜか曇って……。

やがて、1日だけの約束が何日も居座る哲郎に、浅月桃代(檀)が苦言を呈する。出て行かない場合は、哲郎の両親である社長と女将に報告すると告げるが、哲郎は父親が許したら真っ先にクビを切るのは桃代と凛吾郎親子だと挑発するのだった。しかし桃代から、10年前にやらかした哲郎の悪行を暴露されて――。東京に戻ると啖呵を切って旅館を出ていく哲郎だが、ルーシーと浮野は再び戻ってくるかどうかビールを賭けるのだった。

2時間後。哲郎は周囲を警戒するように「虹の屋」に戻ってくる。浮野との賭けに勝ったことをはしゃぐルーシーだったが、哲郎は東京に帰る前に挨拶に行った笹原が勤務する交番で、浮野にまつわる重大な事実を知ってしまったそうで……!?

2時間ドラマオタクで事件の匂いを嗅ぎつけると面倒臭くなる影島は哲郎とともに、留守にしている浮野に関して様々な推理を開始するのだった。

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