基俊介×佐々木美玲×落合モトキ、お悩み&おバカエピソード告白「ヤバいな…」

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基俊介さん(IMPACTors/ジャニーズJr.)、佐々木美玲さん(日向坂46)、落合モトキさんが主演を務めるドラマ『ぴーすおぶけーき』(日本テレビ、毎週火曜25:29~)が、10月25日よりスタートします。

地方の新興住宅地・虹見ヶ丘団地群に暮らす、歳も性格も性別もバラバラ、常識外れのおバカ3人=下田くん(基さん)、中村氏(佐々木さん)、上原先輩(落合さん)が、住人の悩みをユルく解決していくストーリー。なお、2023年1月には銀河劇場(東京・天王洲)で舞台版の公演も決定しています。

今回、取材会に出席した3人にインタビューを行う中で、意外な悩みが飛び出しました。本編さながらの仲睦まじい一同に注目しながらご覧ください!

落合モトキが“みーぱん”にハマる!?

――舞台化も決定している本作。オファーを受けたときは、どんなことを思いましたか?

佐々木:(さまざまな経験をする中で)演技のお仕事もすごく好きだったので、“今年もできたらいいな”と思っていました。こうして3人主演で、しかも舞台も連動しているのは珍しいですし、すごく楽しみでした。

基:これはビックリな情報なんですけど、今回、初映像作品・初主演を務めさせていただいたのですが、教えてもらったタイミングが顔合わせの前日なんですよ! 急展開でびっくりしました(笑)。ふだん、テレビで拝見しているおふたりと一緒にお仕事できるのは嬉しかったですし、舞台にも繋がる作品と聞いて、どういうものになっていくのか、緊張もありつつ、ワクワクしていました。

落合:若いおふたりとお仕事ができるということで、“夏にいい思い出ができるな”と思いました。台本を読むと、ずっと会話をしているような物語。手が抜けないし、どうやって作っていこうかと考えていました。

――それぞれの役どころについて、どんな印象をお持ちですか?

落合:“最年長で、(歳が離れた)2人と団地でつるんでいて大丈夫?”と思ったんですけど、(チームの)土台となっているのは上原先輩で、その中で2人が楽しくやっている。船でいうと舵切りのポジションのような気がします。

基:下田くんはとにかく真面目。真面目すぎるがゆえのおバカというか……。ちょっとした会話の受け答えでも、本当だったら「そんなわけないでしょ!」とツッコむところを、それすらも信じてしまう。(演じる上で)かわいらしくもあり、憎めないキャラクターというのは意識しましたし、ドラマを見てくださる方には“ほっとけないな”と思っていただけるように頑張りました。

佐々木:中村氏は一番分かりやすいおバカという感じで。

基:まんまだもんね?

佐々木:確かに「そのまんまの佐々木美玲じゃない?」と言われます(笑)。とにかく騒ぐし、動きだすタイミングがあったら、彼女から……という感じだったので、朝から中村スイッチを入れて撮影していました。人間ってどうしてもネガティブに考えがちじゃないですか。でも、中村氏はずっと笑顔で、人が響くことがあまり響かないタイプ。中村氏を演じたおかげでさらにハッピーになれました。

――みなさん初共演です。それぞれの印象を教えてください。

佐々木:ありがたいことに撮影前にリハーサルがあったおかげで、どんどん打ち解けられて、撮影初日には(自分の)すべてが出ていました。たくさん学ぶことがありますし、この出会いに感謝だなと思います。

落合さんは、最初の本読みから上原先輩が出来上がっていてさすがだなと思いました。長台詞があったんですけど、動きを見ていてもクスッと笑っちゃうような演技をしていらっしゃって、“これがプロなんだ”って。見ていて楽しかったですし、すごく勉強になりました。あと、とっても優しいです。

基さんは、人柄が素晴らしくてとにかく謙虚。どなたにもしっかり挨拶をするし、エキストラの方でちっちゃい子がいたら話しかけるし、人として目指すべき方だなと思いました。(グループで)進行役を担当しているとお聞きして、私の中ではギャップでした。

落合:2人は挨拶もしっかりしていて、すごく優しい。忘れていたものを思い出させてくれました。基くんに関しては自分で差し入れを用意して撮影現場に持ってくることがあって、見習うところがたくさんあるなと。みーぱん(佐々木さん)に関しては「これからよろしくお願いします」ということで、CDをいただいたんですけど「君、日向坂の子なんだ!」って(驚いた)。

佐々木:言われました(笑)。

基:もともと落合さんはドラマで拝見してました。“大丈夫かな?”と不安になっていた中、お芝居の面で助けていただきました。佐々木さんに関しては、女性アイドルの方って可憐で「オホホホ(と笑う)」みたいなイメージだったんですよ……確かに最初はそうだったんです。

佐々木:人見知りしていましたね(笑)。

基:(当初はかしこまっていたけど)あれはウソだったんだなと思いました。2、3回お会いしたころには、もう本性が出ていて(笑)、最初は(落合さんと)2人で気を遣っていたんですけど、安心しましたね。

落合:(佐々木さんは)撮影で連休があると、本当に悲しそうな顔をするから「こっちはせいせいするわ」とジョークで言ったら「本当に私のことハマってますよね?」って(笑)。「そんなわけないだろ!」と言いつつ……ちょっとハマりかけています。

基:落合さん、ファンクラブに入りかけていましたもんね(笑)。

落合:オンラインの握手会(ミート&グリート 通称:ミーグリ)に「行っちゃおうかな?」と言ったりね。

――(笑)。思い出に残っているエピソードは?

落合:個人的に(撮影中に)誕生日を迎えたんですよ。2人から高級なグラスをいただきまして、それは使えないですね。箱のまま飾っています。

基:使ってくださいよ~(笑)。スタッフさんがお酒をプレゼントされていたので、一緒に使えるように、と2人で話をして僕が代表して買いに行きました。(落合さんは)貫禄がありますし、芸歴にみあったグラスを差し上げようと思って、真剣に選ばさせていただきましたね。あと、(佐々木さんが)チェキを持参してくれて、めっちゃ撮りました。100枚くらい撮ってたよね?

佐々木:それは(話を)盛りすぎですよ(笑)。撮影していても本当に楽しい。毎話“まだネタがあるのか!”と思うくらい、(物語の中で)いろいろな話題が出てくるので、自分が出ていなくてもおすすめしたいドラマです。

3人が“おバカ”だと思うことは?

――本作は、お悩み解決エンターテインメント。みなさんは何か悩みはありますか?

基:(日向坂46に所属する佐々木さんへ)大所帯だからあるんじゃないの?

落合:人とずっと絡んでいるからね。

佐々木:(グループでいることが)普通になっちゃって(日向坂に関して)悩みはないです。ただ、個人的に、お買い物に行くと絶対に買ってしまうんですよ。

落合&基:買い物に行ってんだからいいじゃん!(笑)。

佐々木:昨日も、母と兄の服を見にお買い物へ行ったのに、自分の着たい服を2、3時間も見ちゃったから、閉店10分前になっちゃって(笑)。急いで兄の服を選んで、10分で決めちゃいました(笑)。余計なものを買ってしまうのは、後悔はないんですけど、直したいなって思います。

基:僕はグループでMCを担当しているんですけど「こういうときどうしたらいいですか?」というのは、一番近い先輩のSnow Man・深澤(辰哉)くんに相談しています。

――グループ内での悩みはあるんですか?

基:うちのメンバーに佐藤新という子がいるんですけど、この子がおっちょこちょいのド天然で、すごく変わっているんです。みんなで焼肉を食べに行ったとき、どんな肉でもタレで食べようとするから「この肉はこっちにつけた方が美味しいよ」と教えると「いや、肉はタレが一番!」って……「いや、もうそれタレ食べにきてんじゃん」みたいな(笑)。グループで末っ子の彼を、どうすれば自立させられるか悩んでいます。

落合:(笑)。僕は寝たら忘れるタイプなんですけど、32歳になって体の悩みがでてきていて。映画を1本見ると、本当に腰が痛くなって、次の日、体が動かなくなっちゃう。

基:(年齢的に)早くないですか? 32歳でそこいきます?

落合:キツいときは朝起きて「イテテ……」みたいな。体の歪みが悩みかもしれないです(笑)。

――ドラマの中で3人はおバカなキャラクターです。ご自身でおバカだなと思うことは?

基:僕、勘違いしちゃうことが多くて。時間や日時を勘違いしてしまうことがあるんです。たとえば「14時入り」となったときに「4」に引っ張られちゃって、午後4時だと思っちゃうみたいな。1年に1回くらいやってしまうので気をつけたいですね。

落合:玉ねぎの皮を剥いていて大事な方を捨てちゃったり、トイレに行きたいと思って外に出たのに“何しに出たんだっけ?”と思ったり……おバカというか深刻な悩みです(笑)。

佐々木:独り言(のボリュームが)が大きいことですかね。このお仕事って(バラエティなどで)リアクションしたとき、声も出すじゃないですか。だからか、(プライベートで)一人でいるときもすごく喋っちゃって。ヘアサロンに行ったとき、気づいたら「あ~今日の髪色いい感じ~!」と一人で喋っていました。おバカというか、自分の中ではヤバいなと思っています(笑)。

――日向坂のメンバーにツッコまれないんですか?

佐々木:日向坂はそういう子ばかり。みんな独り言を言っているのでスルーです。好きなことしゃべっているのに、会話が成り立っちゃうんです(笑)。

(取材・文:浜瀬将樹)

<番組概要> 
『ぴーすおぶけーき』
日本テレビ 10月25日より毎週火曜 深夜25時29分~25時59分(関東ローカル)
Hulu、TVer 毎話放送後配信開始
©NTV/AXON
<舞台情報>
◆会期:2023年1月20日(金)~29日(日)
◆会場:天王洲 銀河劇場
◆前売り開始:2022年10月25日(火)12時スタート予定

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