北朝鮮専門誌の編集長が語る売春斡旋業者の実態

公開:
北朝鮮専門誌の編集長が語る売春斡旋業者の実態
「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」を見る

10月13日に放送された『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:00~)に、北朝鮮情報専門誌「デイリーNKジャパン」の編集長である高英起が出演。北朝鮮の売春斡旋業者の実態について語った。

2022年7月、日本の警視庁にあたる“平壌市安全局”が売春斡旋業者を摘発。関係者ら30人が逮捕された。

高は性風俗について「ない方がおかしい」と言い、「もともと北朝鮮は喜び組という女性の接待があり、おそらく性接待も含めてあったのではないか」と語る。そのため、これを「システム化してもっと儲けようという輩がいてもしょうがない」という見解を示す。

売春が行われていた場所について、高は「多いのはターミナル」だと言い、北朝鮮では列車が駅で2日も動かない時があるため、「2日動かなくて男性はすることがなかったら当然、そういう所に性風俗ビジネスが集まる」と北朝鮮の実情について明かした。

斡旋されていた女性が稼いでいた金額は、北朝鮮の一般的な収入から考えると高額で、具体的には「20代で13000円」、日本でいう高校を卒業したばかりのような若い女性はさらに高額で「4万円から6万円」だという。北朝鮮の地方の貧しい人の月収(日本円で約4300円)と比較すると、3か月分ほどに相当すると語った。

さらに、摘発された業者は日本円で4100万円弱を稼いでいたそうで、高は「私たちの(感覚で)何十億レベル」だと説明した。

次回は10月20日に放送される。

PICK UP