9月1日の『THE突破ファイル』(日本テレビ系、毎週木曜19:00~)は「海の税関&突破交番 海と陸!ギリギリの大突破SP」と題し放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。
内村光良(ウッチャンナンチャン)がMCを務める同番組は、あらゆるジャンルで実際に起きた驚きの突破劇を取材し、再現ドラマとクイズで紹介するバラエティ番組。この日は、レギュラー解答者のサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)のほか、ゲスト解答者として、EXIT(りんたろー。、兼近大樹)、王林、河田陽菜・東村芽依(日向坂46)、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、生見愛瑠、南沙良が出演する。

「突破交番」では、学校で起きた不審火事件を突破署メンバーたちが捜査。火災現場の職員室には火事を招くという都市伝説がある「泣く少年」の絵が。本当に呪いがもたらした災いなのか、それともいたずらか。学生時代、美術部に在籍していたことがあり、油絵を描いていたというスタジオ解答者の南が「全然分からないです。あの“呪いの絵”のせいだとしか思えない」と頭を悩ませる不審火の正体とは?
劇中では「呪い」というワードが出てくるが、美術部の顧問を演じるジェラードン・アタック西本と体育教師のかみちぃが登場すると、いつの間にか突破ドラマではなく彼らのネタを見ているような感覚に。「(役に)なりきっているから、そういう人にしか見えない」と王林が絶賛する2人の“怪演”は見もの。
「突破税関」特別編は、いつもの空港ではなく“港”が舞台。メキシコ発のコンテナ船に不正薬物隠匿の疑惑が。海からの密輸を取り締まる海港取締部門の税関職員たちは船内を細かくチェックするが、果たして?

空港税関では乗客たちが集まる場所が決まっていてそこで手荷物検査を行うが、海港税関の場合は広い船内をくまなく調べることが必要なため捜査する範囲が広い。空港税関のベテラン職員“スネーク斉藤”によく似た一度噛みついたら離さない“シャーク斉藤”(ジャングルポケット・斉藤慎二)は、目が届きにくい場所で役立つ道具を使うなど、これまでの経験や直感を武器によからぬものを持ち込もうとする密輸犯を追い詰めていく。
スネークの時よりは若干「海の男」を意識したワイルドさを醸し出しているが、どうみても同じキャラクターを斉藤がいつものように熱演。新人係員を演じるトラウデン直美の初々しい演技が何かと暑苦しくなりがちな(!?)突破ドラマにさわやかな風を吹き込んでいる。
