「夏といえばホラーでしょ！」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った様々なドラマやバラエティ番組を配信中。連日暑い日が続いている中、「ひんやり」「ゾクゾク」とした気分が味わえる番組を紹介。今回は、8月20日に放送された『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』（フジテレビ系）を取り上げる。
同番組は、怪談や心霊体験など本当にあった怖い話を基に制作されたテレビドラマシリーズ。今回は全5話が展開し、新人警備員が“非常通報”をきっかけに心霊現象に悩まされる「非常通報」は神尾楓珠、親子が引っ越し先の近所に存在する不気味な屋敷で体験する現象を描いた「遊び待つ」は松本若菜、単身赴任先のマンションで次々に起こる心霊現象に立ち向かう「謝罪」は岩田剛典（三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE）、高城れに（ももいろクローバーZ）が実際に体験したエピソードをドラマ化した「憑けてくる」は高城、女子生徒同士の関係性が恐怖体験につながる身の毛もよだつエピソード「一言のあやまち」は山下美月（乃木坂46）がメインキャストを務めた。
中でも「憑けてくる」は、高城自身が主演を務め、体験した心霊現象をドラマ化。ライブを大切にしているももクロは、全国を巡ってファンにパフォーマンスを披露してきた。そのため、全国各地のホテルに泊まることとなるのだが、高城はそこで様々な心霊現象を体験。金縛りやラップ音、ベッドの下から人の気配がする……など。時には首を絞めてきたりと、明らかに危害を加えてくる霊もいたのだとか。
それをももクロメンバーに相談している途中、稽古場の時計の針が高速で動き出し、4時30分でピタリと止まる。それは、高城が首を絞められた時間と同じであった。
これらの心霊現象のきっかけになった出来事を、高城は確信していた。12～13年前、デビューして間もない高城が夜道を歩いていると、民家の生垣から人の気配が。危険を察知し、走って逃げる高城をどこまでも付いてくる人影。やっと巻いたと安心して歩き出すと、目の前に女性の顔が現われるのだった。
それからずっと高城に憑いてきているというその霊。霊能者の下ヨシ子氏いわく「若くして亡くなった霊。同じこと（アイドル業）をやりたかった」とのこと。高城の活動を羨ましく思っているのではないかと見解を語っていた。
