千鳥、崖っぷち先輩吉本芸人の凋落ぶりに「会社としても連絡のとりようがない」

公開:

千鳥大悟ノブ)が冠MCを務める『いろはに千鳥』(テレ玉、毎週火曜23:00〜)が8月16日に放送。今回はゲストに千鳥の先輩であるおしみんまるを迎え、吉本イチの激戦区・ヨシモト∞ホールで芸人人生をかけて争う「崖っぷち芸人」の実態に触れた。

吉本興業に所属する約6000人のタレントのうち、約2000人が所属する東京吉本。このうち芸歴10年目以上の芸人が所属するヨシモト∞ホールは、23組の「ムゲンダイレギュラー」と41組の「ムゲンダイユース」、オーディションを勝ち抜いて出演権を得る約150組の「ムゲンダイドラフト」がおり、入れ替えのない「ムゲンダイレギュラー」を除いて3か月に1度の入れ替え戦が行われている。

かつてはコンビ・犬の心を組み、『キングオブコント2014』ファイナリストの経歴も持つおしみんまるだが、現在のポジションはレギュラー消失の可能性がある「ムゲンダイユース」に所属。さらに下位である「ムゲンダイドラフト」との入れ替え対象であるワースト4に入っており、場合によってはプロから素人同然の扱いに転落しかねない崖っぷちの状況だという。

同じく∞ホールでのバトルを経験したことのある千鳥はこの状況の厳しさを身をもってわかっているため、「正直あそこより下に落ちますと、会社としても連絡の取りようがない」と、これから先のさらなる厳しさを予見。「ムゲンダイユース」であればマネージャーがつくが、オーディション組に脱落してしまうとマネージャーがいないため、仕事が入ってこず、アルバイト生活を送るしかなくなるという。

その後番組では、おしみんまるがなぜここまでの状況に追い込まれたのかを年表で振り返る。2014年には『キングオブコント』決勝で5位という成績を残したものの、2016年、コンビの改名を拒否したことをきっかけに、離婚、コンビ解散と猛スピードで転落していく。その様子を、大悟は「ゴロゴロゴロじゃない」と、急な階段を尻餅をつきながら落ちていくようだとおもしろおかしく表現したが、おしみんまるはもはやそれすら笑えないようだった。

次回は8月23日放送。「おしみんまる完結編」として、おしみんまるが転落するきっかけとなったネタを千鳥が徹底分析する。