板垣瑞生、Zドラマ主演の心境を語る「巻き込まれていって欲しい」

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「Z世代に向けたエール」をコンセプトに制作される日本テレビのZドラマ第2弾『ばかやろうのキス』(日本テレビ系、8月6日スタート、14:30~※関東ローカル)と、Zドラマ第3弾として配信開始となる恋愛モキュメンタリー『やり直したいファーストキス』(TVer、Hulu、YouTubeで配信)の囲み取材会が29日、オンラインで開催され、出演する板垣瑞生出口夏希窪塚愛流ゆうたろう本田望結八木勇征FANTASTICS from EXILE TRIBE)が出席した。

『ばかやろうのキス』は、板垣、窪塚、ゆうたろうが演じる田舎町で暮らす3人の男子が、配信番組『やり直したいファーストキス』をきっかけに心をかき乱されながら、夏の大冒険を繰り広げるというストーリー。そして、『やり直したいファーストキス』はファーストキスをやり直したい6人の女性が、八木演じる園宮蓮とシェアハウスで共同生活を行いながら、自らを蓮にアピールし、最終的に蓮のハートを射止めファーストキスをやり直すのは誰なのかを描く内容となっている。2つのドラマがクロスオーバーする展開に注目が集まる。

板垣は本ドラマについて、「僕らがバカやっているだけのドラマ」と照れ臭そうに話し、「Zドラマという枠でやらせてもらって、僕らの成長や変化にいろいろな人が巻き込まれていって欲しい。自分の見たいようにこのドラマを見て欲しい」と願いを込める。窪塚も「3人の繰り広げる学生ならではの生臭い熱さは、こっちも見ていて『頑張れ』って思うくらいの勢いがあった。僕も刺激を受けた。『そんなエネルギーをどこから放出しているんだ』という熱量をみなさんにも感じて欲しい」と呼びかける。

ゆうたろうは「顔合わせの時にプロデューサーから『熱いものにしよう』っていう話をもらった」と撮影前のエピソードを紹介。「『熱いってなんだろう……』って。台本見て自分で気持ちを持っていくしかないなと思っていたんですけど、始まったらノンストップで考える暇もなかった。寝る時間だけゆうたろうという感じでそれ以外は役になりきれた。そこがすごく居心地が良かった」と充実した撮影の日々だったとのこと。「みんなの成功したいという感情が伝わって来るような現場でした。それも含めて、熱いものができたんじゃないかなって。すごく学ぶことが多い作品でした」と感想を述べた。

八木も「Z世代に向けてのドラマだけど、老若男女問わず見て欲しい」と述べ、「若い時の後先考えずできる部分や、熱さを見ている人も思い出せると思います。この作品を見て何か新しいことにチャレンジするきっかけが生まれたらいいなと思います。それくらいすごくパワーがある作品」と絶賛した。

ヒロイン・美山李里奈役の出口は天音もも(本田)に誘われてリアリティショー『やり直したいファーストキス』に出演するという設定。『やり直したいファーストキス』では7人のキャストがエチュードと呼ばれる即興演技で役になりきった演技をしている点が注目だ。出口はエチュードでの演技について「最初聞いてから、どうしようって悩んだ」と述べ、「探り探りでやっていたけど、本当に読み込まなくちゃこのエチュードはできないなって。すごく悩んで監督に助けを求めたくらい」と当初は苦戦したという。

だが、「やってみて、すごくよかった」と述べ、「エチュードを経験できてよかった」と充実の表情を見せる。八木は「変に段取りを決めることなく自然な流れでできたので、あんまり違和感のようなものは感じなかった」といい、「エチュードならではのハプニングがあったりもして、すごく面白い絵が撮れていると思います」と自信を見せる。本田もエチュードのためのレッスンをしたことを振り返り、「エチュードならではのハプニングもあって楽しかった。全部撮り終えた時は達成感を感じました」と手応えを口にした。

『ばかやろうのキス 放課後編』TVer特別編も配信中だが、ゆうたろうは「(『放課後編』も)ほとんどエチュードみたいな感じだった」と振り返る。「台本はあったけど、長回しでやっていたんです。撮影中盤の方でまとめて撮ったけど、(3人の)関係性ができてからの撮影だったので、結構素でやれました」と感想を述べる。

板垣も「面白いことができればいいなって思いながらやっていました。悪ふざけをしたり、くだらない話をしているというノリで好きなことやっていました」と話す。窪塚も「楽しんで撮影できた」とのこと。「シーン中に起こった中でさらに何かが起こるという感じでやっていたんです。いろいろな人に見て欲しいし、こんな青春あったよねっていろいろな人に思って欲しい。それを笑って欲しい」と話すなど、特別編の見どころを語っていた。

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