「なんでお受験しなきゃいけないの?」橋本愛“トラコ”が6歳にまさかの課外授業

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橋本愛が主演を務める水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)が7月20日にスタートする。また、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

脚本・遊川和彦、プロデューサー・大平太の『家政婦のミタ』コンビが描く本作は、橋本演じる合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコが、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救っていく個別指導式ヒューマンドラマ。トラコのパートナー役を中村蒼、トラコに仕事を依頼する母親役を美村里江板谷由夏鈴木保奈美が演じる。

謎多き家庭教師のトラコが最初の授業で向かったのは、新聞記者の母・中村真希(美村)が、一人娘・知恵の有名私立小学校合格に躍起になる中村家。そんな中村家で、トラコが知恵に教えるのは、お受験の勉強ではなく、なぜか「1万円で幸せになる方法」。有名私立へのお受験を控えた純真な女の子・中村知恵役に抜擢されたのはドラマ『監察医 朝顔』シリーズの愛らしい演技で話題を呼んだ、加藤柚凪(7)。初回スタートを前に撮影現場で話を伺った。

――いよいよ、第1話が始まりますが、現場の様子はどうですか?

加藤:たのし~い! たいへんよりもたのしい。ママとパパもトラコ先生もやさしくて大好き。(撮影の合間に)トラコ先生と知恵ちゃんのへやにあるペグ(パグの抱き枕)であそぶのがたのしい。

――知恵ちゃんを演じるのに心がけていることはなんですか? 長い台詞もありますが?

加藤:知恵ちゃんは、いわれたことはやるけど、じぶんからこれしようあれしようみたいなことは考えない子。おしばいするときはどう思って(この台詞を)いうのかなっていうのを考えてる。その子のきもちに合わせて不安な顔したりたのしい顔したり変顔したり。目がうるんだり、泣くシーンとかはちょっとたいへんだった。

――トラコ先生の授業を受けてみてどうですか?

加藤:ちょっとヘンだな~っておもう(笑)。1万円で(これまで自分が)行ったことないところに行ったり、どういうことするのかわからないところ(場所)もあった。

――第1話ではお金の1万円が出てきますが触ったことはありましたか?

加藤:1万円はない。初めて(1万円札を)持った。真ん中に上半身しか見えないちっちゃいおじさんがいた(笑)。

――第1話で見て欲しいところはどこですか?

加藤:初めてジェットコースターに乗ったところ。ジェットコースターに(生まれて)初めて乗ったの! 先生と一緒に「なんで2周するの~」って言いながら乗って、怖かったけど楽しかった。知恵ちゃんといっしょにいっしょうけんめい考えながらがんばるので、ぜんぶ見てください!

<第1話あらすじ>
新聞記者の中村真希(美村)は、一人娘・知恵(加藤)の将来を案じ、なんとかして有名私立小学校に合格させようと躍起。そんなある日、1通のメールが届く――「どんな志望校も合格率 100%!しかも授業料はそちらが決める!」。

面接に現れたのは、伝説の家庭教師・根津寅子(橋本)。高卒でコスプレ好きで不愛想、しかしどんな生徒も必ず第1志望に合格させる……そんなトラコの授業を受ける条件は、「教育方針には口を出さない」「授業中は部屋を覗かない」「授業の日はお宅に泊めていただきます」。いぶかしがりながらも、真希は契約を結ぶことに。

授業初日、メリーポピンズのような姿で真希の家にやってきたトラコは、2人きりになった知恵に、「あなたは何が知りたいの?」と尋ねる。「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に対し、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って――」と知恵に1万円札を渡す。 知恵が考えた1万円の使い道はおもちゃを好きなだけ買うことだったが、そのせいで知恵は真希にひどく怒られてしまう。「今度は両親を喜ばせたいから、もう1回、1万円くれる?」とお願いする知恵を、トラコはまさかの課外授業に連れ回して……。

謎の家庭教師・トラコが、年齢も、抱えている問題も違う3人の母親とその子供に教える、勉強より大切なこと。それは、人生を変える「正しいお金の使い方」。トラコはなぜお金に執着するのか? 真の目的は? 家庭の教師、トラコの授業がついに幕を開ける!!

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